2016年10月16日

本質的な部分に目を向けることが近道

「本質的な部分に目を向けることはあたりまえではないか」ということは多くの方が認識しているでしょう。しかし、表面的なことにとらわれている人たちを見かけることが少なくありません。具体的に述べると、起業した人たちを狙って、営業方法や集客方法を教えようとする方がたくさんおり、そして、その人たちに頼ろうとする人もたくさんいるということです。

「集客や営業は、事業の中で大切ではないか」と考える方は多いと思います。私も大切だと思うのですが、それは事業活動の一部です。起業したばかりの方にとっては、集客や営業は直面する課題とは思うのですが、いきなり集客や営業だけに注力しようとしても、土台のないところに柱を立てるようなものです。そのままでは、早晩、柱がぐらついて、事業が行き詰って行きます。また、ぐらついた状態をなんとか維持しようとすると、効率の悪い状態が続き、さらに事業の継続が難しくなります。

このようになってしまう最大の原因は、「経営とは商品(製品)を売ること」と考えている方が多いからでしょう。詳細な説明は別の機会で行いたいと思いますが、「経営とは仕組みづくり」です。この仕組みという土台なしに、営業や集客を行っても、効果は限定的です。

これについても「仕組みづくりは時間がかかる」と反論される方がいます。しかしながら、実際に事業を始めてから、この仕組みづくりをしなかったことを後悔した人を私は何人も見てきています。そして、その仕組みづくりをしない理由として、十分な準備期間をとらなかった、すなわち成り行きで事業を始めたということが多いようです。これについても、事業を断片的にしか見ていない、すなわち木を見て森を見ないということでしょう。

六角明雄の著書、絶賛発売中です!
図解でわかるリースの実務 いちばん最初に読む本 -
posted by 六角明雄 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする