2017年01月31日

[ビジネスのきづき](47)「キャッシュフローと利益」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、過って、ズボンのポケットに

いれたまま洗濯してしまったブルー

トゥースのイヤホンを乾かしたら、

また使えるようになったので、とても

よろこんでいる六角です。



地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業の支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして

経営コンサルタントとして独立、

がんばる日本の中小企業を応援するため、

今回も、ビジネス書6冊(累計発行部数

3万部)のビジネス書作家として、

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●キャッシュフローと利益

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中小企業で融資をなかなか受けられない

会社に共通する点は、銀行に説明できる

資料を用意できないということです。


といっても、複雑な資料を用意する必要は

ないのですが、それでも利益が出ているか

どうかということは説明する必要が

あります。


しかし、融資を受けにくい会社の多くは、

キャッシュフロー、すなわち手元資金の

量は管理しているものの、利益までは

管理していません。


これを言いかえれば、お金が足りて

いるかどうかだけは見ていて、

足りなくなりそうになれば銀行に融資を

申し込んでいるということでしょう。


そして、利益管理については、

決算を迎えてみて、初めて前期は黒字で

あったか、または、赤字であったかという

ことが分かるという状態です。


とはいっても、このような、利益の管理を

していない会社は、赤字になってしまう

ことの方が多いでしょう。


ここまで、「銀行から融資をなかなか

受けられない会社に共通する点」という

前提で述べてきましたが、それでは、

銀行から融資を受ける必要がなければ、

利益管理をしなければよいのかというと、

もちろん、そうではありません。


利益管理は、本来は、自社が確実に

利益を得るために行わなければならない

ものです。


ですから、「利益管理をしていないから

銀行から融資を受けにくい」というよりも、

「利益管理をしていないから、

赤字になりがちであり、その赤字が理由で

融資を受けにくくなっている」という

ことになります。


これを言いかえれば、利益管理をすれば

赤字になりにくくなり、融資も受けやすく

なるということです。


端的に述べれば、利益管理は、融資を

受けるために行うのではなく、自社の

ために行うべきことということです。


とはいっても、これは今回の記事の

結論ではありません。


このようなことは、わざわざここで私が

述べるまでもなく、多くの方が理解されて

いることなのに、なぜ、なかなかできない

のかということです。


それは、自分を過信していることが最大の

要因だと思います。


そのような人は、「利益管理しなくても

黒字になるだろう」と思っており、

だから「利益管理は無駄なことだ」と

考えているのでしょう。


そして、さらに問題なのは、それを伝える

人が少ないということです。


「起業を支援する専門家」という方たちは

たくさんいますが、そのような方は、開業

するまでの支援が中心です。


開業した後は、お金の面では、主に

税理士の方が助言をされますが、

顧問先から積極的に依頼しない限り、

月に1度程度しか会社に訪問せず、

助言内容は限定的になってしまいます。


とはいっても、それは、税理士の方の

能力が低いということではなく、

1か月に5万円程度の顧問料では、

深い助言まで行うことは困難でしょう。


ですから、お金の管理について、自信を

もって自らできるという方を除いてけば、

きちんと費用を支払ってでも、専門家から

しっかりと助言をもらいながら事業に

臨むことの方が、結果としては確実に

事業を軌道に乗せることができます。


規模の小さい会社の経営者の方は、直接、

事業に関係のない間接部門での費用の

支払には消極的ですが、事業に直接的な

ことか間接的なことかという観点では

なく、どこが問題なのかという見極めを

して支出をすることが最も大切です。






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●編集後記

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明日から2月、そして、もうすぐ節分

ですね。


寒さはまだまだ厳しいと思いますが、

暦では春ときくだけで気持ちは明るく

なります。


あたたかくなるにしたがって、日本の

経済も活発になって行って欲しいです。








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posted by 六角明雄 at 08:01| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

[ビジネスのきづき](46)「社長の価値観」

読者のみなさま、こんにちは。






どのお店の牛どんもとてもおいしいので、

どこがどう違うのかわからないため、

知人たちが吉野家さんと、すき家さんと

松屋さんのどの牛どんがおいしいのかを

議論していても、まったく話について

いくことができなかった六角です。



地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●社長の価値観

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私が会社に勤務しているときは、当然、

気の合わない人が何人もいました。


中でも、最も嫌だった人は、自己中心的な

立ち居振る舞いをしている人です。


顧客の中にも、そういう人はいましたが、

会社でも自己中心的な人に合わせなければ

ならないとなると、正直なところ、

精神的につかれることがたくさん

ありました。


しかし、

私は、気の合わない人であっても、

関係を崩さないように心がけました。


というのは、会社の中での人間関係を

維持するということもありますが、

それよりも、そういった人は、自分には

できないことができるからです。


例えば、自己中心的な人は、いわゆる

親分肌で、いざという時は、前面に

立って、解決に注力してくれます。


一方、緻密なことが得意な人は、平時の

ときは、力を発揮できますが、ピンチの

ときは、冷静さを保てなくなってしまい

がちです。


私のタイプは、後者のようなタイプでした

ので、ピンチのときは、自己中心的な人に

助けを求めて、トラブルなどの解決を

お願いしました。


と、ここまで書きましたが、このような

人づきあいの仕方は、私が述べるまでも

なく、すでに多くの方がご理解し、

そして実践もしておられます。


ところが、いつものごとく、中小企業で

このようなことを、なかなか実践できない

例を、私は多く見てきています。


例えば、営業肌の方が社長を務めている

会社では、営業の能力があるかどうかが、

会社での評価の大きな比重を占めます。


このような会社では、営業成績の悪い

従業員の方の評価は、当然に低くなり

ます。


とはいえ、社長の価値観で部下を評価

することが問題とは私は思いません。


問題は、社長の価値観で評価が低い人に

対して、会社はどう対処するのかという

ことだと思います。


仮に、営業の不得手な従業員の方が会社に

勤務していて、人事考課も悪い評価ばかり

であったとします。


このとき、このような従業員の方に

対して、能力向上のための支援をする

会社もあるし、配置転換もする会社も

あります。


しかし、中には、「役に立たない従業員は

いらない」と口に出す経営者の方にお会い

したこともあります。


ただ、ここで、このようなことを口に

出したことを批判しようということでは

ありません。


問題なのは、このようなことを口に出す

経営者の方は、自分の価値観と同じ

価値観を持つ従業員の方、すなわち、

営業成績のよい従業員の方の士気にも

悪影響を与えることになるという

ことです。


詳細な説明は省きますが、社長が、

自分の価値観だけを全面に打ち出して

ばかりいると、従業員の方の価値観が

どうであれ、組織としてはまとまりが

なくなってしまうということです。


組織としてまとまりがなくなると、

せっかく会社をつくったのに、その

意味がなくなってしまいます。


最悪の場合、一匹狼の集まりになって

しまいます。


社長としては、会社の業績を高めたいと

思っており、そのためには、営業活動が

重要と考えていると思いますが、組織と

して活動するには、もっと重要な役割が

あると私は考えています。






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●編集後記

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牛どんといえば、いま、吉野家さんでは

おそばを食べられるお店もありますね。


私は、吉野家さんのおそばもとても

すきです。


おそらくそば粉100%の麺だからだと

思います。


そば好きにはたまらない味です。







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posted by 六角明雄 at 08:05| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

[ビジネスのきづき](45)「投資判断」

読者のみなさま、こんにちは。






最近は、メールマガジンのねたよりも、

導入部分のねたを探すのに苦労している

六角です。



地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●投資判断

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先日、日本経済新聞に、「日本電産、残業

ゼロへ1,000億円投資 」という記事を

載せていました。


https://goo.gl/fWnce7


内容としては、

「2020年までに1,000億円を投資

して、同年に国内従業員約1万人の残業を

ゼロにする。


最新のロボットや

スーパーコンピューターを導入して

製品の開発期間を短縮したり、

業務の効率化につながるソフトウエアを

取り入れるなどして実現する。


優秀な人材確保のためには働き方を

抜本的に変える必要があると判断、

大型投資に踏み切る」というものです。


この投資は、多くの人が評価すると

思います。


しかし、実行することははなかなか

難しいと思います。


難しいというのは、1,000億円の

資金がないということではありません。


もちろん、投資する1,000億円を

捻出することもたいへんなことですが、

1,000億円を残業を減らすために

投資するという決断をすることは、

経営者にも相当な覚悟が求められる

でしょう。


それがなかなかできないから、

現在の多くの会社は、従業員の方に

多くの残業をさせるという、安易な

方法を選択しているのでしょう。


それが、いわゆるブラック企業の

出現につながっていると思います。


ところで、この記事の本旨は、残業に

ついてではなく、投資は大切という

ことです。


私の住まいの近隣に、厳しい経営

環境にもかかわらず、健闘している

スーパーマーケットがあります。


そのスーパーは8つのお店があり

ますが、いずれのお店も、開店、

または、改装してから10年を

超えているものはありません。


また、私の記憶する限り、この

スーパーがかつて出店していて、

現在は閉店したお店も、5つ以上

あります。


この5か所という数は、直ちに多いとは

言えないかもしれませんが、この規模の

スーパーとしては、積極的な判断をして

いると思います。


要は、

スクラップ・アンド・ビルドが

徹底して行われているということが

明らかに分かります。


このスーパーが健闘している要因は、

このスクラップ・アンド・ビルド

だけではないと思いますが、この

ような積極姿勢は間違いなく業績に

つながっていると私は考えています。


そして、前述のように、このような

投資の判断は、経営者としては

なかなか決断しにくいものです。


経営者としては、リスクをとる決断を

する際は、迷いがあると、従業員に

残業をさせたり、建物はまだ使える

から改装はしないといった、安易な

判断に逃げてしまいがちです。


そして、ここで伝えたいことは、

かつては、何もしない、または、現状を

維持するといった判断でもある程度は

競争ができていましたが、現在は、

消極的な判断は、ライバルとの競争に

敗北することにつながっているという

ことです。


前述の、日本経済新聞の記事に「優秀な

人材確保のためには働き方を抜本的に

変える必要があると判断、大型投資に

踏み切る」と書かれていたように、

経営者の方が前向きな判断をしない

ことは、競争に勝てなくなっていると

いう経営環境が背景にあることを示唆

していると考えられます。


例えば、人手不足の本当の原因は、

経営者が働きやすい環境を整えることを

怠って、定着率が低い状況にしているにも

関わらず、それを改善せずに、従業員に

多くの残業を強いることで解決しようと

いう安易な解決方法をとる経営者が多い

ということが、いわゆるブラック企業が

増えている原因ではないかと思います。


今回は、経営者の投資判断という面から

アプローチしましたが、会社の業況が

改善しない原因には、経営者が適切な

判断を避けているという側面があると

私は考えています。






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●編集後記

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私が住んでいる栃木県から東京方面に

出張するときは、電車を使うのですが、

利根川を渡るあたりで、富士山を見る

ことができます。


特に、この季節は、空気が澄んで

いるので、きれいに見えます。


私は寒い季節は苦手なのですが、

空気がきれいな季節でもあるという

面では、冬もいいものですね。








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