2017年01月28日

[ビジネスのきづき](44)「説明責任」

読者のみなさま、こんにちは。






つい最近まで、私が好物のタピオカは、

丸い木の実だと勘違いしていた六角です。



地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業の支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして

経営コンサルタントとして独立、

がんばる日本の中小企業を応援するため、

今回も、ビジネス書6冊(累計発行部数

3万部)のビジネス書作家として、

ビジネスを加速させるためのきづきを、

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●説明責任

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前回に引き続き、今回もテレビ東京さんの

モーニングビジネスサテライトを見て

感じたことを書きます。


昨年のことですが、

外食産業の物語コーポレーションさんの

小林佳雄さんが、オランダのジャーナ

リストであるウォルフレンの著書、

「人間を幸福にしない日本というシステム」

( http://amzn.to/2k1toYU )という本を

薦めておられました。

(参照→ https://goo.gl/a0y2f4


この本の要点は、日本は官僚が説明責任を

果たさず、日本人に「シカタガナイ」を

押し付けていることが、日本を不幸にして

いるというものです。


ちなみに、小林さんは、朝礼などで

従業員の方に会社の方針を説明し、

さらに、周りの空気を気にせずに

反論できる機会を与えているそうです。


また、ウォルフレンは著書の中で、

日本は、同質社会を脱却することが

必要と述べていることから、小林さんは、

会社の方針に従業員の方針を従わせる

のではなく、従業員の方針を集めて

合わせたものが、会社の方針と

なるように心がけているそうです。


社名の物語コーポレーションとは、

従業員の「自分物語」がよせ集まって

「会社物語」になって欲しいという

意味なのだそうです。


その結果、同社の離職率は、飲食業界の

28.6%を大きく下回る11.7%と

なっているそうです。


話を本題に戻します。


私は、ウォルフレンの指摘する通り、

説明責任を果たすことは重要であると

考えています。


ただ、日本には、伝統的に、阿吽の呼吸、

腹芸、寝技、瀬踏み、根回し、ツーカー、

魚心あれば水心といった習慣があり、

かつては、これが社会をうまく動かす

仕組みであったと思います。


しかしながら、これは、リーダーに私心が

ないことが前提で、最近では、高級官僚の

天下りが「魚心あれば水心」ということで

問題になっているところです。


これは、かつて私が働いていた会社を

批判することになるのですが、私が勤務

していたころは、説明責任が不十分で

あったと思っています。


もちろん、会社には説明責任があるから

といって、すべてそれを果たすことは

難しいとは思います。


しかし、批判する理由は、説明責任が

すべて果たされていなかったからでは

なく、説明できないことが多いと感じて

いたからです。


これを言いかえれば、当時の経営者の

人たちは、説明できないこと決断して

ばかりだったということでしょう。


これは結果論でもある面もありますが、

私が勤務していた会社は、その後、

倒産しました。


倒産の理由はひとつだけではありま

せんが、当時の会社のリーダーの

人たちが、説明責任をもう少し意識

してくれていればと思っています。


これの逆の例として、私は、故障した

航空機のパイロットの説明を思い出し

ます。


これは報道番組で見たのですが、

飛行中の旅客機が、車輪が出なくなり、

胴体着陸をせざるを得なくなった

そうです。


そこで、機長は、飛行機の状況と、

これから、胴体着陸を行うこと、

着陸のときの衝撃を和らげるために、

燃料が少なくなるまで、空港の上空で

しばらく飛び続けることなどを、

包み隠さず説明したそうです。


そうすることで、胴体着陸は避けられ

ないという状況に変わりはないものの、

乗客は、落ち着くことができたという

ことです。


経営者は、従業員の方の人生、機長は、

乗客の命を預けられているという点で

共通していると思いますが、前述の

機長の対応は、経営者の方の参考に

なると思います。






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●編集後記

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先日、石巻市出身の知人から、石巻市で

製造している笹かまぼこを頂きました。


私は、笹かまぼこというと、仙台市の

笹かまぼこしか知らなかったのですが、

石巻市の笹かまぼこも、くせがなくて、

とても美味しかったです。


まだまだ日本には知られざるグルメ品が

あるのだなぁと実感しました。











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posted by 六角明雄 at 08:05| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

[ビジネスのきづき](43)「おごるな上司!」

読者のみなさま、こんにちは。






最近、6時前に起床できるようになった

ものの、その代わり、夜更かししない

ことが前提となり、少し寂しい思いを

している六角です。



地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●おごるな上司!

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先日、テレビ東京のモーニングサテライト

という番組で、相模鉄道社長の滝澤秀之

さんが、かつて読んだ「堀田勉のおごるな

上司!」( http://amzn.to/2kob7kU )

という本に大きな影響を与えたとお話し

されておられました。

(ご参考→ https://goo.gl/Z9I7dY


同書は、平成6年のベストセラーで、

私も面白く読んだことを記憶しています。


内容としては、「上司」という立場は、

権限が与えられているから、部下は、

権限にしたがって、上司の指示通りに

動いているのであり、上司は、決して

自分の能力があるから部下は言うことを

ききいれていると考えてはならないと

いうものです。


そして、この内容も多くの方は賛同

されるであろうし、また、ここで、

私が改めて述べるまでもありません。


ところが、私自身のサラリーマン時代は、

勤務している会社にも、お取引先にも、

この堀田さんの戒めに反して、肩書に

頭を下げられているにもかかわらず、

自分に頭を下げられていると考えて

しまう人をたくさん見ました。


そして、それはいまだになくならない

ようです。


例えば、不適切会計を行ったと報じ

られている大手家電メーカーは、

業績が悪化している状況に対して、

改善を行うことが本当の経営者の

課題であったにも関わらず、社長と

いう強力な権限を持つ立場を悪用して、

違法な会計操作を部下に命じています。


違法なことを命じているわけですから、

もし「社長の権限」がなかったら、

命じる側も命じることが難しかった

であろうし、命令をきく側も、受け

いれることはしなかったでしょう。


話を本題に戻すと、今回、私が述べ

たいことは、人は「権限」を間違って

理解したり使ったりしやすいという

ことです。


すべての方にはあてはまりませんが、

独立して会社を作り、社長に就きたいと

考える人の動機には、社長の権限に

魅力を感じているからでしょう。


社長の権限があれば、会社の事業を

自由に進められるわけですから、

それは魅力的です。


しかし、権限は、責任も持つという

裏付けがあるから得られるものです。


これも多くの方は否定はしないと

思いますが、責任のことになると、

「中小企業は経営環境が厳しいから」

という、逃げ腰になる人も少なく

ありません。


経営環境が厳しいことも事実だと

思いますが、まず、第一に、社長に

責任があるということに変わりは

ありません。


今回の内容は「権限・責任一致の

原則」が大切だということですが、

人はどうしても権限を持つと、

保身的になってしまい、それが、

不幸な結果を導く例が多いので、

トップに立つ人は、十分に心して

欲しいということです。






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●編集後記

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私は、本の執筆にあたって、言及する

内容が不正確とならないよう、極力、

その理論が書かれている原書を読んで、

オリジナルの内容を十分に理解してから

書くようにしているのですが、先日、

ナレッジ・マネジメントについて

記述するにあたって、そのの実質的な

提唱者でもある、野中郁次郎先生の

ご著書、「知識創造企業」を拝読

しました。( http://amzn.to/2jLrWXO )


もちろん、野中さんは日本人ですので、

この本も日本の本だと思っていたところ、

実は、最初は米国で出版された本の

翻訳本だったと知りました。


私は、日本語で本を書くだけでも

たいへんな労力が必要なのに、

野中先生は英文で本を書くなんて、

とてもすごいと関心してしまいました。


しかも、野中さんは最初から、大学で

研究していたわけではなく、いったん、

電気製品メーカーに勤務され、その後、

米国に留学し、研究者としての地位を

築いていったという、異色の経歴を

お持ちのようです。


世の中には、本当にすごい人が

たくさんいるなぁと、感じさせられ

ました。







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2017年01月26日

[ビジネスのきづき](42)「勝つのは誰?」

読者のみなさま、こんにちは。






最近、少しずつダイエットが成功していて

にんまりしている六角です。



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●勝つのは誰?

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前もってお断りしておきます。


今回の内容は、戦争を肯定する意図は

ありませんので、あらかじめご了承

ください。


それでは、本題に入ります。


先日、CS放送のある番組で、中部大学

特任教授も武田邦彦さんが、次のような

ことをお話しされておられました。


すなわち、日本は太平洋戦争の後、

敗戦国となったと多くの方が認識して

いるが、実はそうではない。


日本は、昭和20年以降、著しい

経済発展を遂げ、かつての日本が

望んでいたような国になった。


また、欧州の国々の植民地となって

いたアジアの国の多くが、戦争の後、

独立を果たした、というものです。


もちろん、いかなる理由があっても、

私は戦争を起こすべきではないと

思います。


ただ、悲しい事実として戦争を経た後の

事実を冷静に見てみると、かつての戦勝国

より、日本の方が経済発展を遂げ、国際

社会でのイニシアティブも大きくなって

いることは事実でしょう。


そういった意味では、実質的に勝利した

という武田さんの考え方は、的を射るもの

だと思います。


これを聴いた私は、黒澤明監督の名作映画

「七人の侍」を思い出しました。


ストーリーとしては、戦国時代の農村で、

収穫時期になると野武士に麦を略奪され

続けていた農民が、七人の侍を雇い、

野武士と戦わせて野武士を全滅させる

というものです。


戦いによって、農民にも犠牲者が出る

ものの、雇われた侍も3人しか残りま

せんでした。


そして、ラストシーンでは、農民が

田植えをしている光景を見ながら、

志村喬が演じる主人公の侍が、

「勝ったのは百姓たちであり、

自分たちではない」とつぶやきます。


映画では、農民たちのセリフから、

侍は威張って好き放題しているが、

農民はいつもいじめられる立場たと

考えているということが分かります。


でも、志村さんに前述のような

セリフをしゃべらせたのは、

黒澤監督の意図であり、この映画で

伝えたかったことだと思います。


すなわち、作物を作っている農民が

いちばん強い存在だということです。


その性質は、戦後の日本経済の発展

にも現れたのではないでしょうか?


今回の記事の結論としては、何が

強いのか、何が大切なのかという

ことを見失わずに臨むことが、

ビジネスにおいても肝要であると

いうことです。






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●編集後記

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昨年の1月は、あまり明るくない話題が

多かったと思いますが、今年は、大相撲で

稀勢の里が優勝し、横綱に昇進を決めたと

いう話題で迎えました。


「日本出身横綱」は19年ぶりという

ことで、これまでの横綱誕生よりも

よろこんでいる方はたくさんいるよう

ですね。


これからも、明るい話題が続くことに

期待したいです。












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