2017年03月31日

[ビジネスのきづき](106)「リーダーは何もしない」

読者のみなさま、こんにちは。





3月31日の年度末というと、銀行勤務

時代にご飯も食べる暇もなく仕事をして

燃え尽きていたことを思い出す六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして、経営

コンサルタントとして独立、がんばる

日本の中小企業を応援するため、今回も、

ビジネス書7冊(累計発行部数3万部)の

ビジネス書作家として、ビジネスを加速

させるためのきづきを、3分間で読める

メールマガジンにしてお届けします。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●リーダーは何もしない

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



藤沢久美さんのご著書「最高のリーダーは

何もしない」( http://amzn.to/2o0WNVb )

を読みました。


藤沢さんは、実際に会社の経営者にお会い

して、お話を聞いた内容をもとにこの本を

書いておられるので、とても説得力のある

内容になっています。


そして、「リーダーは何もしない」という

のは、結論としては、「価値前提の経営」

をするということです。


すなわち、いちいち細かく指示を出したり

細かい指示を出すのではなく、どういった

行動をすればよいのかという「価値観」を

従業員の方に伝えるという経営の仕方を

示唆されておられます。


従業員の方たちは、経営者から示された

価値観に基づいて行動するようになれば、

リーダーは「何もしない」ということに

なります。


この本を読んだ後、私は、望月広愛さんの

書いた「文句ばかりの会社は儲からない」

( http://amzn.to/2o0SLvE )という本の

中に書いてあったお話を思い出しました。


それは、望月さんの知り合いの経営者の

方がお話ししていたもので、経営者は

バスの運転手のような役割だという

ものです。


すなわち「よい運転手(社長)は、

乗客(従業員)に旅を楽しんでもらう

役割を担っている。


乗客が車窓の景色を楽しんでいるときに

一緒になって楽しむのではなく、バス

(会社)を安全に運転させることに

心がけ、それによろこびを感じる人で

なければならない。


そして、乗客から自然に感謝され、

『運転手さんのような人になりたい』と

思われるようにならなければならない」

というものです。


ひとことで言えば、経営者は縁の下の

力持ちであり、「表に出ない」という

ことが、藤沢さんのいう「何もしない」

に当てはまるのだと思います。


話しがそれますが、コンサルタントも

これにあてはまると思っています。


私が目指すコンサルタントは、決して

表に顔を出さず縁の下の力持ちに

徹しなければなりません。


そして、「どうして自社はコンサル

タントにコンサルティングを依頼

しているのだろう」と思われることが

理想です。


話しを戻すと、私が薦めたい経営者の

タイプは、ここで述べたようなタイプ

です。


とはいえ、優秀な経営者とは、ここで

述べたタイプだけとは限りませんが、

縁の下の力持ち的な経営者の経営する

会社の多くが、業績のよい会社の多くの

部分を占めていると思います。












━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




いまはそういうことはなくなったよう

ですが、かつての銀行は、預金残高を

無理して競っていたために、年度末は

いろいろなことをしていました。


私が融資係にいたころは、3月のうちに

なるべく融資を受けて欲しいとお願いを

していました。


もちろん、融資を受ける訳ですから、

融資金は何らかの支払いにあてられる

わけですが、とはいっても、一度に

すべてを使い切るわけではないので、

ある程度は銀行の口座にとどまって

年度末を越えることになります。


依頼された会社側も、ある程度、その

意図を分かっていて、融資を申し込んで

くれました。


そのために、融資協議書の枚数や、

融資の実行の手続きが朝から夕方まで

ずっと続きました。


いまとなってはなつかしい思い出です。










◆このメールマガジンで取り上げて

欲しいトピックやご質問、ご感想が

ありましたら、こちらからおよせ

ください。

http://yuushi-zaimu.net/contact/




◆メールマガジンの配信を停止するときは、

こちらをクリックしてください。→

https://www.directform.info/unsubscribe.do?id=16107084&token=c510a8e5d0817624db8697f4121548c3



まぐまぐ読者の方は、こちらから

配信停止の手続きをお願いします。→

http://www.mag2.com/m/0001677623.html







━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


♪発行責任者

中小企業診断士 六角明雄(ろっかくあきお)

♪関連サイト 売れる組織作りネット

http://www.yuushi-zaimu.net/


●連絡先

104-0061
東京都中央区銀座7-13-5
NREG銀座ビル1階
中小企業診断士六角明雄事務所

電話 050-5539-8814

ファクシミリ 020-4666-8216

電子メール rokkaku@yuushi-zaimu.net


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by 六角明雄 at 08:03| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月30日

[ビジネスのきづき](105)「びびりだから懸命になった」

読者のみなさま、こんにちは。





最近、日本酒を好きになって、ときどき

飲むようになった六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして、経営

コンサルタントとして独立、がんばる

日本の中小企業を応援するため、今回も、

ビジネス書7冊(累計発行部数3万部)の

ビジネス書作家として、ビジネスを加速

させるためのきづきを、3分間で読める

メールマガジンにしてお届けします。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●びびりだから懸命になった

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



かつて、稲盛和夫さんが次のようなことを

お話しされていました。


「かつて創業間もないころ、機械を買う

ために、知人の家を担保にしてもらって、

京都銀行から1,000万円の借金を

した。


もし、借金を返済できなくなったら、

知人が家を失うことになり、迷惑を

かけてしまうことになる。


自分はびびりなので、それが怖くて、

懸命に借金を返そうと必死になって

がんばった」


また、松下幸之助さんは、家が貧しく、

尋常小学校を4年で中退して、9歳から

丁稚奉公をし、しかも病弱であったから

こそ、懸命に働き、松下電器産業(現在の

パナソニック)を日本を代表する会社に

育てあげ、経営の神さまと言われるように

なったことは有名です。


その一方で、社長がそんなに深刻になら

なくても、高い業績をあげている会社も

あります。


著名な方では、ソフトバンクの孫正義

さんや、DeNAの南場智子さんです。


(とはいっても、おふたりとも、ひとの

何倍ものご努力をされておられることに

違いはないと思っています)


ここまで何人かの経営者の方を例に挙げ

ましたが、私が業績のよい会社とそうで

ない会社の違いは、行動しているか

どうかということだと思います。


自分にハンディキャップがあると思って

いる方は、だからこそ人一倍努力しよう

と思って行動します。


天真爛漫な方も、思うとおりに行動して

います。


一方で、業績の悪い方の傾向として、

行動をしない、意思決定をしないなどと

いった共通点があると思います。


そして、ここまで述べた内容も、わざわざ

私が言及するまでもなく、多くの方が理解

されておられる内容です。


では、多くの方が理解されておられるにも

かかわらず、なぜ、行動しない方が多い

のかという点に疑問が残ります。


これに関して稲盛和夫さんは「潜在意識に

透徹するほどの強く持続した願望」を持た

なければならないとお話しされておられ

ました。


もうひとつ稲盛和夫さんの言葉を借りると

「怖いと思っている人は、まだ余裕がある

のだ。余裕がない人は、怖いと思う余裕

さえなく、行動するしかない」ともお話し

されておられました。


今回は、稲盛さんの言葉ばかりになって

しまいましたが、私が業績のあまりよく

ない会社について考えていると、いつも、

最終的には、「経営者の方の意思」が

どうなのかということにたどりついて

しまいます。


業績のよくない会社の原因はひとつとは

限らないことも事実ですが、最終的には

社長がどうしたいのかということに

なってしまうのではないのかと思って

います。







━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



私が成人したころは、日本酒には、

特級酒、一級酒、二級酒などといった

分類が残っていました。


しかし、これは、酒税の都合による

区別で、必ずしも品質とは結びついて

いなかったそうですが、私も勘違い

していました。


いまは、日本酒の級別制度はなくなり

ましたが、どういう訳か、あまり

おいしくないお酒はみかけなくなり

ました。(本当はどうかはわからない

のですが、少なくとも自分はそう

思っています)


ちなみに、日本酒は海外での評価が

高いとのこと。


もし、もっと貿易が自由化されたら、

日本酒は日本にとって、貴重な貿易財に

なるのかもしれません。









◆このメールマガジンで取り上げて

欲しいトピックやご質問、ご感想が

ありましたら、こちらからおよせ

ください。

http://yuushi-zaimu.net/contact/




◆メールマガジンの配信を停止するときは、

こちらをクリックしてください。→

https://www.directform.info/unsubscribe.do?id=16107084&token=c510a8e5d0817624db8697f4121548c3



まぐまぐ読者の方は、こちらから

配信停止の手続きをお願いします。→

http://www.mag2.com/m/0001677623.html







━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


♪発行責任者

中小企業診断士 六角明雄(ろっかくあきお)

♪関連サイト 売れる組織作りネット

http://www.yuushi-zaimu.net/


●連絡先

104-0061
東京都中央区銀座7-13-5
NREG銀座ビル1階
中小企業診断士六角明雄事務所

電話 050-5539-8814

ファクシミリ 020-4666-8216

電子メール rokkaku@yuushi-zaimu.net


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by 六角明雄 at 08:03| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月29日

[ビジネスのきづき](104)「保証してもらえるなら…はなくなる」

読者のみなさま、こんにちは。





西武ライオンズにドラフト1位で入団した

今井達也投手が、スポーツ紙などに一緒に

映っていた金色のだるまは、私の近所の

人が贈ったものだと知って驚いている

六角です。( https://goo.gl/qiL9SZ )


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして、経営

コンサルタントとして独立、がんばる

日本の中小企業を応援するため、今回も、

ビジネス書6冊(累計発行部数3万部)の

ビジネス書作家として、ビジネスを加速

させるためのきづきを、3分間で読める

メールマガジンにしてお届けします。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●保証がもらえるなら…はなくなる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




2月28日に、信用保証協会の保証に関連

する法律案の閣議決定が行われました。

(ご参考→ https://goo.gl/De3Sjg


保証額に関する概要は次のとおりです。


(1)大規模な経済危機、災害等の事態に

際して、予め適用期限を区切って迅速に

発動できる新たなセーフティネットとして

危機関連保証を創設。


(従来の保証限度額とは別枠で最大2.8

億円の、保証割合100%の保証を実施)


(2)小規模事業者の持続的発展を支える

ため、特別小口保険の付保限度額を、

1,250万円から2,000万円に

拡充。保証割合は100%を維持。


(3)創業チャレンジを促すべく、創業

関連保証の付保限度額を1,000万円

から、2,000万円へ拡充。保証割合は

100%保証を維持。


これらの変更は、信用保証協会の保証額が

拡大するというような印象を受けます。


その一方で、今回の法案の背景として

「金融機関が過度に信用保証に依存する

こととなると、事業性評価融資やその後の

期中管理・経営支援への動機が失われる

おそれがあるとともに、中小企業に

おいても資金調達が容易になることから、

かえって経営改善への意欲を失う、

といった副作用も指摘されている」と

いうものと挙げています。


その結果、「(1)金融機関による信用

保証の付かない融資(「プロパー融資」)

を確保することが、その中小企業に対する

金融機関の積極的な支援姿勢に直結する

ことから、信用保証協会が、金融機関の

「プロパー融資」の状況や経営支援の

方針等を確認しながら保証を実施する

ことにより、「保証付き融資」と

「プロパー融資」を適切に組み合わせる

リスク分担を行う。


(2)既存のセーフティネット保証制度の

うち不況業種に対するもの(5号)に

ついては、金融機関がより前面に立って

経営改善や事業転換等が促されるよう、

その保証割合(現行100%)については

80%とする」というような変更が行われ

ます。


これは、信用保証協会の現状を反映して

いると思います。


すなわち、金融機関がリスクをとることを

避け、信用保証協会に依存し、そのことが

融資先に対する前向きな取り組みを阻害

しているということです。


私は、この考え方は妥当だと思います。


正直なところ、金融機関は「信用保証

協会が保証してくれるなら融資をする」

という姿勢であったり、さらにひどい

場合は、「信用保証協会の保証を得る

ことができる案件しか融資をしない」と

いう場合もあります。


なぜ、そういう金融機関があるのか、

そして、そういう金融機関との融資取引は

どうしたらよいのかということについては

また別の機会に述べたいと思います。


今回は、「信用保証協会が保証してくれる

なら」という条件での融資はこれからは

なくなっていくということをお伝えしたい

と思います。







━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



今井達也さんは、高校はもちろん違い

ますが、中学校は同じでした。


そして、昨年、甲子園で優勝するまでは

中学校の後輩にこんなすごい人がいる

とは知りませんでした。


私と同じ郷里の著名人には、元WBC

チャンピオンのガッツ石松さんや、

ロンドンオリンピック女子卓球団体

銀メダリストの平野早矢香さんが

いますので、今井さんにもこれから

もっともっと有名になって欲しいと

思っています。









◆このメールマガジンで取り上げて

欲しいトピックやご質問、ご感想が

ありましたら、こちらからおよせ

ください。

http://yuushi-zaimu.net/contact/




◆メールマガジンの配信を停止するときは、

こちらをクリックしてください。→

https://www.directform.info/unsubscribe.do?id=16107084&token=c510a8e5d0817624db8697f4121548c3



まぐまぐ読者の方は、こちらから

配信停止の手続きをお願いします。→

http://www.mag2.com/m/0001677623.html







━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


♪発行責任者

中小企業診断士 六角明雄(ろっかくあきお)

♪関連サイト 売れる組織作りネット

http://www.yuushi-zaimu.net/


●連絡先

104-0061
東京都中央区銀座7-13-5
NREG銀座ビル1階
中小企業診断士六角明雄事務所

電話 050-5539-8814

ファクシミリ 020-4666-8216

電子メール rokkaku@yuushi-zaimu.net


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by 六角明雄 at 08:02| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする