2017年03月25日

[ビジネスのきづき](100)「銀行は銀行の都合で融資をする時がある」

読者のみなさま、こんにちは。





先日、近所の田んぼのあぜ道で芽を出した

ふきのとうの天ぷらを食べてから、さらに

あたたかくなってきたので、つぎは、

土筆を食べたくなった六角です。



地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして、経営

コンサルタントとして独立、がんばる

日本の中小企業を応援するため、今回も、

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●銀行は銀行の都合で融資をする時がある

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私が中小企業の事業のお手伝いをする

ようになってから、「〇〇銀行は、当社

にはいつでも融資をしてくれる」とか、

「融資を受けたいなら、●●銀行の

□□支店長におれの名前を出せば、

いつでも融資をしてくれるよ」などと

いったことをお話しする方に何人か

お会いしてきました。


このような話は、自社の銀行からの

評価が高いということや、自分と銀行は

親密であると考えている経営者の方が

お話しされるのだと思います。


このような関係は理想的なのですが、

やはり注意が必要だと思います。


あまり苦労しないで融資が受けられた

ことがあると、前述の経営者の方の

ように感じてしまうことがありますが、

いつもそのようになるとは限りません。


例えば、銀行が融資目標を達成する

ために、融資を受けてもらえそうな

ところを探していて、たまたま

その人の経営する会社にセールスに

来たのかもしれません。


もし、そうであったとすれば、融資を

受けるのは、銀行の都合である面がある

ので、容易であったと想像できます。


また、「コバンザメ」的な融資をする

銀行もあります。


これは、自行はあまりリスクを取りたく

ないので、他行がメインバンクとして

多額の融資をしている会社に対して、

お付き合い程度の融資をする銀行も

あります。


そのような融資姿勢では、多くの融資は

できませんが、もし、融資先の業況が

悪くなった時は、メインバンクがその

銀行を支えようとしてくれるので、

結果として、自行の融資も容易に回収

できるというものです。


そのような銀行は、金額に上限がある

ものの、メインバンクほどの厳しい

条件をつけずに、融資に応じてくれ

ます。


たまたま、そういう銀行から融資を

受けることができたとき、「融資を

受けるのは簡単だ」と考えてしまうと、

本当に自社がたいへんなときに、その

ギャップに苦しむことになるかもしれ

ません。


私は、銀行の選択は、例えば、自社が

1,000万円の不渡り手形をつかんだ

ときに、1,000万円を融資してくれ

るのか、売上高のうちの半分を占める

取引先からの受注がなくなっても、

当面の運転資金を融資してくれるのか、

自社の工場(または店舗)が火災に

遭ったとき、事業再開のための融資を

してくれるのか、というところまで

考えて選択すべきと考えています。


実は、これは難しいことですが、事業を

遂行させる責任がある経営者としては、

万一の備えをしておくことは避ける

ことはできません。


その基本は、自社の事業の業績をあげる

ことですが、自社の情報を毎月報告する

ことが基本です。


そして、もうひとつは、本当に自社の

ことを応援してくれる銀行を探すこと

です。


銀行も利益のために活動している面も

あるので、甘い言葉をかけてくる時も

あるでしょう。


しかし、そのような銀行が、前述の

ような自社がピンチに陥った時に、

手を差し出してくれるかどうかは

分かりません。


では、どういう銀行が、自社のピンチを

支えてくれるのかということについては

今回は、文字数の余裕がないので割愛

しますが、銀行の甘い言葉は、すべて

信用することは得策ではないという

ことを今回の記事の結論としたいと

思います。


(ピンチの時に自社を支えてくれる

銀行の見分け方について知りたいと

いう方は、こちらからリクエストを

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●編集後記

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最近は土筆を食べなくなったのですが、

私が子どものころは、祖母が、土筆を

とって、醤油で煮て食べさせてくれ

ました。


インターネットで検索してみたところ、

クックパッドのホームページでは、

たくさんの土筆の料理の仕方がある

ようで驚きました。


こんなに土筆の食べ方があるのかと

驚くと同時に、クックパッドの

データベースのすごさを改めて

感じました。













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posted by 六角明雄 at 08:02| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月24日

[ビジネスのきづき](99)「ことばは正しく使うべき」

読者のみなさま、こんにちは。





いままであまり気にしていなかった私の

ブログ( https://goo.gl/7XwZpq )ですが、

先日、たまたま見てみたら毎回、5〜

20のフェイスブックへのシェアが

されていてびっくりしている六角です。


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●ことばは正しく使うべき

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記事のタイトルは至極当然のことを書いて

いますが、今回は、文学的なことでは

なくて、ビジネスの観点から述べたいと

思います。


私は、学生時代は主に会計を専攻した

ので、文学が得意な訳ではありません。


したがって、上から目線で「ことばを

正しく使いましょう」などと、金田一

先生のようなことを述べる資格はあり

ません。


それでも、本を書いているものとして、

まちがってことばを使ってしまうと

恥ずかしいので、感動を得られるような

文学的な表現をすることはしなくても、

少なくとも間違った使い方はしない

ように気を付けています。


まちがって使われる言葉の例として

有名なものは「情けは人の為ならず」

です。


これは、私が説明するまでもなく、

他人のための善行は、巡り巡って

いつか自分に回ってくるので、

よい行いをたくさんしましょうと

いう意味が本来のいみですが、

たまに、他人に情けをかけることは

その人を甘やかすことになり、

その人のためにならないという

意味で使われることがあります。


とはいえ、誤った使い方が、その

まま使われるようになっている例も

あるようです。


例えば、大辞泉では確信犯とは

(1)道徳的、宗教的または政治的信念に

基づき、本人が悪いことでないと確信して

なされる犯罪。


(2)悪いことだとわかっていながら

行われた犯罪や行為。また、その行為を

行った人。


と両方の意味が載っています。

(出典→ https://goo.gl/4mZNnQ


(2)の意味は、かつては誤用とされて

いたものですが、文化庁の調査では、

(2)の意味で使っている人が約70%と

なっていることから、(2)の意味も

大辞泉に載ることとなったのでしょう。



さらに、ことわざとなると、やや難しく

なるようです。


「巧遅(こうち)は拙速(せっそく)に

如(し)かず」ということわざは、兵法で

有名な孫子のことばとして有名です。


これは、時間をかけて丁寧な仕事をする

よりも、多少の取りこぼしがあっても

迅速に仕事をすることを薦めることわざ

であると考えている方が多いのではないで

しょうか。


これは、古語ことわざ辞典によれば、

「戦争は戦術がよくないものであったと

しても、迅速に行動し早く終結させるのが

よいと説いたことばから、場合によって

は、ぐずぐずしているより、上手でなく

とも、迅速に物事を進めるべきだという

こと」だそうです。

(出典→ https://goo.gl/gsT8SB


すなわち、戦争というこのましくない

状況から早く抜け出すことを最優先

すべきだと述べているものであって、

決して迅速さを薦めたり、取りこぼしを

容認するものではありません。


しかしながら、このことばを誤解して、

「仕事を速く進めれば、不完全さは

容認される」と考えたり、さらには、

「早く終わらせさえすれば、仕事は

『四角な座敷を丸く掃く』的にやっても

構わない」というように考えている人を

見ることがあります。


ビジネスでは、効率さと完全さの均衡が

大切なので、すべて完全に行わなければ

ならないわけではないと私も考えて

いますが、省力化する場合は、きちんと

検討したうえで行うべきであり、単に

その場しのぎで何かを省くことは、

単なる怠惰になってしまいます。


私も含め、人は、自分に好都合の考え方を

取り入れるという習性がありますが、

ことわざなどを誤って理解し、そして、

それを自分の行動の正当化の理由にして

しまうと、さらに自分の行動の妥当性が

わかりにくくなってしまいます。


とはいえ、ことわざなどを正しく理解

していれば、このようなことを完全に防ぐ

ことができるようになるわけではありま

せんが、日々、惰性的に行動することなく

常に最良であるかどうかを考えながら

仕事に臨む必要があるでしょう。








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●編集後記

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私のブログのタイトルは「鄙(ひな)の

ビジネス書作家のブログ」といいますが、

よく「鄙ってなんて読み、どういう意味

なのですか」と尋ねられます。


特に難しいタイトルにしようと思った

訳ではありませんが、鄙とは都会から

離れた田舎を指すことばで、私は、

顧問先に出向くとき以外は、栃木で執筆

しているため、このようなタイトルを

つけたというだけのことです。


これというのも、情報技術が発展した

から実現できていると思っています。


会社が地方にあると不利と考えている

方は多いと思いますが、地方でも活躍

できる一例に私もなってみたいと

思っています。










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posted by 六角明雄 at 08:03| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月23日

[ビジネスのきづき](98)「裸の王さまが内部統制を無力化にする」

読者のみなさま、こんにちは。





WBC、高校野球、大相撲が同時に開かれ

ているために、寝不足気味になっている

六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●裸の王さまが内部統制を無力化にする

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最近、大きな会社での不祥事が問題に

なっています。


業績不振であれば、ある意味、同情する

面もあるのですが、それを隠蔽しようと

したことが、さらに会社の損害を大きく

してしまったことを残念に思っています。


分かりやすい例では、大手家電メーカーが

粉飾決算をしていたことです。


繰り返しになりますが、業績不振ならば、

会計情報から株主や銀行から何らかの

提案や支援を受けて、早期に改善する

機会もあったと思うのですが、経営者が

保身のために、会計情報を不正に操作して

いれば、それもできません。


私が残念に思うことは、この経営者が

保身のために行う行動です。


このようなことは、これまで何度も

行われてきていることから、そのような

ことを未然に防ぐために、日本でも会社法

などを改正し、内部統制を義務化してきて

います。


これらの制度はすばらしいものであると

私は評価していますが、結局、経営者が

悪意を持ってそれを破ってしまうと、

監査法人なども会計の不正操作を見抜く

ことができないという事実が明らかに

なってしまいました。


このことは専門家の方は否定するかも

しれませんが、内部統制には限界がある

ということが、今回の件で露呈した

ことは事実だと思います。


今後、このような事件が起きないよう、

再び法律の改正などが行われるかも

しれませんが、今回、述べたいことは、

なぜ、内部統制が破られてしまうのかと

いうことです。


結論としては、私は、会社を従業員が支配

しているからだと思います。


まだまだ日本では、上場会社でも、社長は

従業員出身者が多くを占めています。


このことは、役員の人事権は社長が握る

ことになり、法律で求められている内部

統制が効かなくなることにつながって

いると私は思っています。


すなわち、出世したい役員は、懸命に

社長に気に入られようとし、その結果、

社長を裸の王さまにしてしまいます。


そのようなことが繰り替えされると、

社長が違法なことをしても、それに異論を

唱える役員が誰もいなくなってしまいます。


これを防ぐには、社長(厳密には取締役)

の選任を、きちんと株主が行うことです。


いま、多くの会では、会社側が取締役の

候補者を選び、それを株主総会で追認

するということが行われています。


追認そのものは、直ちに問題とはいえま

せんが、法律の意図通り、株主は取締役の

選任を厳格に行って、取締役は株主に

対して忠実でなければ解任されてしまう

という状況を作らなければならないと

思います。


ですから、前述の電機メーカーの

不祥事は、ある意味、株主の責任が

大きいと私は思っています。


ただし、「株主にそこまで求めることは

現実には難しい」と考える方も多いと

思いますし、私もそう感じているとう

ことも付言しておきたいと思います。


それから、もうひとつ付言したいことは、

今回の記事では、従業員が会社を支配

していることを否定的に書いたと思われる

と思いますが、それは一面にすぎません。


日本の会社のかつての強みは、従業員が

就職ではなく、終身雇用・年功序列などの

制度によって「就社」したような状況で

あったことが、よい方向に作用していた

ということも事実だと思います。


それが、今は、逆の、悪い方向に作用

しているのだと思います。


今回の記事の結論は、「日本的」な

会社は変わらなければならない時期に

来ており、それを乗り越えることが

今の日本の会社に求められていると

いうことです。


日本でも、在宅型勤務や、短時間勤務、

副業を認める勤務など、さまざまな

働き方を認める会社が増えてきて

います。


会社と従業員の関係が変われば、経営者は

法律で求められている役割を果たすことに

専念できるようになるのではないかと、

私は考えていますし、事実、そのような

会社も徐々に増えていると思います。







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●編集後記

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私が子どものころのプロスポーツは、

野球、相撲、ゴルフくらいでしたが、

いまは、サッカー、バスケットボール、

アイスホッケーなど、どんどん増えて

来たと思います。


さらに、野球もいくつか地域リーグが

増えて、かつては地方ではなかなか

できなかった野球観戦ができるように

なっています。


私の住まいの近所でも、田伏選手の

所属するバスケットボールチームが

あり、東京から応援にくる人たちも

多いそうです。


これから延びるであろう日本の産業は、

農業と観光と言われていますが、

プロスポーツもそれに加わるかも

しれないと思っています。







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