2017年03月13日

[ビジネスのきづき](88)「判断基準」

読者のみなさま、こんにちは。





食事のときにぎょーざがでると、ついつい

ごはんをおかわりしてしまい、後になって

から反省することになる六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業の支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして

経営コンサルタントとして独立、

がんばる日本の中小企業を応援するため、

今回も、ビジネス書6冊(累計発行部数

3万部)のビジネス書作家として、

ビジネスを加速させるためのきづきを、

3分間で読めるメールマガジンにして

お届けします。





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●判断基準

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



先日、経営コンサルタントの木戸一敏

さんが、木戸さんのポッドキャストで、

判断基準を持つことが大切だとお話し

されておられました。


ご参考→ https://goo.gl/oTyj58


木戸さんが、かつてリフォーム会社を

経営していたとき、外注業先の職人の方と

うまくお付き合いができなかったことが

あったそうです。


最初は、気に入らないからというだけで

付き合いをやめるようなことをしては、

また、別の職人さんを探さなければ

ならないので、気に入らない職人さん

とも付き合いを続けていた。


しかし、あるとき、判断基準を設けて、

その基準に満たない職人さんには、

じっくり話し合い、それでも状況が

改善しないときは付き合いをやめる

ようにした。


そうすることで、職人さんとの紛議は

なくなるようになった、ということです。


私は、この判断基準を持つという木戸

さんの考え方は、おつきあいする職人さん

以外のことにもあてはまると思います。


例えば、「自分は、二代目経営者として

父親から旅館の社長を引き継いだ。


しかし、この時代にこの場所で旅館を

繁盛させることは至難の業だ」という

ような経営者の方とお会いしたことが

あります。


確かに、地方の旅館は経営が難しいと

私も考えます。


しかし、「経営を引き継ぐ」、「自社の

事業を旅館業とする」、「自社の事業を

行う場所を、現在の場所とする」という

ことは、果たして誰が決めたのかという

ことに疑問が残ります。


その経営者の父親は、旅館業という

事業を、現在の場所で営んでいましたが、

社長を引き継ぐことは依頼されたと

しても、どういう事業を行うか、どの

場所で事業を行うかということまで

依頼されているのでしょうか?


これは、当事者ではないから言えると

言われてしまうかもしれませんが、

旅館業を現在の場所で営まなければ

ならないというのは、変えることが

できないものではないと私は思います。


すなわち、「もうかる事業を選択する」

「もうかる場所で事業を行う」という

判断基準をその経営者の方が持つことに

よって、現状を変えることができる

可能性が残っていると私は考えます。


現状を変えることも易しいことではあり

ませんが、ゆでがえるの状態を続ける

くらいであれば、アントレプレナー

シップを持って、新しい事業に取り組む

ことの方が、収益の状況が好転する

可能性は高いと思います。


また、ここからは上から目線で恐縮

ですが、「自分は父親から儲からない

旅館業を引き継がされた」という

被害者的な立場を主張して、現状を

変えない言い訳にしているという面も

あると思います。


ここまで、旅館業を引き継いだ経営者の

方の例を書きましたが、経営者の中で

自社の事業がうまく行かない理由を

他人のせいにしてしまいがちであると

いうことは、私がここで述べるまでも

なく、多くの方が分かっていると

思います。


しかしながら、自分のことになると

気づきにくいことでもあると思います。


業況がよくならないと考えている方は、

「判断基準」を設けることで、本当に、

現状を変えることはできないのかと

いうことを確かめてみることも、現状を

打開するひとつのきっかけになるのかも

しれません。













━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



ぎょーざは私の好物ですが、やはり、

にんにくが含まれているので、仕事の

前は食べないように控えています。


でも、ぎょーざはにんにくがある方が

おいしいことは間違いないですが、もし、

にんにくなしのぎょーざがあれば、仕事の

前でも食べられるのに…と、食べものだけ

にはよく知恵が働くものだと、自分自身に

あきれてています。








◆このメールマガジンで取り上げて

欲しいトピックやご質問、ご感想が

ありましたら、こちらからおよせ

ください。

http://yuushi-zaimu.net/contact/




◆メールマガジンの配信を停止するときは、

こちらをクリックしてください。→

https://www.directform.info/unsubscribe.do?id=16107084&token=c510a8e5d0817624db8697f4121548c3



まぐまぐ読者の方は、こちらから

配信停止の手続きをお願いします。→

http://www.mag2.com/m/0001677623.html







━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


♪発行責任者

中小企業診断士 六角明雄(ろっかくあきお)

♪関連サイト 売れる組織作りネット

http://www.yuushi-zaimu.net/


●連絡先

104-0061
東京都中央区銀座7-13-5
NREG銀座ビル1階
中小企業診断士六角明雄事務所

電話 050-5539-8814

ファクシミリ 020-4666-8216

電子メール rokkaku@yuushi-zaimu.net


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by 六角明雄 at 08:02| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【数字に強い社長】(414)「株主総会と税務調査」

読者のみなさま、こんにちは。




このメールマガジンは、数字がちょっと苦手な中小企業

経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげて

もらうための応援メールマガジンです。



今回は、税理士の北川知明先生をお訪ねし、北川先生の

新刊、「小さな会社の経理・人事・総務がぜんぶ自分で

できる本」( http://amzn.to/2liUUkG )の中から、株主

総会と税務調査についてお伺いしました。



株主総会は、毎年開かなければならないもので、その時、

決算の承認、取締役の重任(いったん退任して、直ちに

就任すること)、役員報酬の決定などの決議を行わな

ければならないそうです。


特に、役員報酬は、通常は毎月、一定額を支払わないと

経費とならないということが知られていますが、その

前に、株主総会での決議を経ていないと、税務署から

経費として認めてもらえないことがあるということは、

あまり知られていないということでした。そこで、

株主総会を開いたら、その議事内容を株主総会議事録

として残しておくことが必要なので、注意して欲しい

ということでした。


また、株主総会には決議の方法が3種類あることにも

注意が必要ということでした。具体的には、普通決議

(議決権の過半数の出席で、その過半数で議決)、特別

決議(議決権の過半数の出席で、その3分の2以上で

議決)、特殊決議(総株主の半数以上、かつ、議決権の

4分の3以上で議決)などがありますが、決める内容

ごとに、どの決議で決めるかが法律で定められている

そうです。


したがって、必要な決議の要件を間違えないように

注意することが必要だそうです。ただし、定款の

定めによって、決議の要件を変えることもできると

いうことでした。


次に、税務調査についてお伺いしました。税務調査が

はいった場合、かつては「お土産」(調査官への手柄の

提供を意味する隠語)が必要と言われることもあり

ましたが、最近は、それは不要になっているという

ことです。具体的には、調査に入った結果、何らかの

追徴が行われるまで調査が続けられるという前提で、

早めに調査を終わらせてもらえるよう、あえて、

自主的に経費を自ら否認するようなことも行われて

いたそうです。


しかし、最近の調査は、実際に追徴があるかどうかが

問われることはなくなっているので、調査官の見解と

異なる場合、それに反論することは問題がないという

ことでした。


また、普段から、顧問税理士の指導によって、税務上

問題のないような取引(従業員への処遇を含む)を

しているかどうかが大切であり、税務調査がはいる

ということが分かってから、何らかの対策をとると

いうことをする必要は特にないということでした。


むしろ、顧問税理士が、顧問先の会社の経営方針や

事業内容をよく理解した上で、きちんとした税務

申告を行えるように、日々適切なアドバイスが

できるかどうかに、税理士の腕が問われるという

ことです。


なお、最近の税務調査ではパソコンの中のファイルも

調査の対象となっているそうです。やましいことは

ないとしても、「顧問税理士に相談する事項一覧」と

いったファイルがあると、それを調査官が見たときに、

心証を悪くする(疑ってかかられる)ので、注意が

必要だということでした。



以上、今回は、北川先生の新刊から、株主総会と、

税務調査についてお伺いしました。次回も、北川

先生をお訪ねし、新刊に書かれている内容について

お尋ねする予定です。




なお、このメルマガとの連動企画「数字に強い社長に

なるポッドキャスト」では、さらに詳しい解説をして

おりますので、あわせてご利用されることをお薦め

します。



数字に強い社長になるポッドキャスト

http://tsuyoishachou.seesaa.net/




それでは次回もどうぞお楽しみに。







◆お知らせ

このメールマガジン、および連動企画のPodー

castでは、公開質問を募集しています。お寄せ

いただいた質問は、このメールマガジンとPodー

castの中で回答いたします。もちろん、回答に

際しては質問者の方の情報は伏せてご回答します。


ぜひこちらからお寄せください。

https://goo.gl/MvlYXp






●発行責任者

中小企業診断士 六角 明雄

http://www.21keiei.org/

info@www.21keiei.org





●メール解除

ブログ読者の方

https://www.directform.info/unsubscribe.do?id=16107084&token=c510a8e5d0817624db8697f4121548c3


まぐまぐ読者の方

http://www.mag2.com/m/M0091783.html
posted by 六角明雄 at 07:03| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする