2017年06月30日

[ビジネスのきづき](197)「百尺竿頭進一歩」

読者のみなさま、こんにちは。






山育ちのせいか、暑くなると海まで

ドライブしたくなる衝動に駆られる

六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして、経営

コンサルタントとして独立、がんばる

日本の中小企業を応援するため、今回も、

ビジネス書7冊(累計発行部数3万部)の

ビジネス書作家として、ビジネスを加速

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●百尺竿頭進一歩

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群馬県太田市にある瑞岩寺住職の

長谷川俊道さんが、ご自身のご出演する

ポッドキャスト番組

( https://goo.gl/owMPaf )で、「百尺

竿頭進一歩(ひゃくしゃくかんとう

しんいっぽ)」という言葉について

お話しされておられました。


この言葉の意味は、百尺の竿、すなわち

長い竿の上に到達しても、さらに一歩を

進もうとする姿勢が必要だということを

説く言葉です。


人は、ある程度の地位に至ると、そこで

満足してしまいがちだが、そこから

さらに高い位置を目指すこが大切だと

いうことを示唆しています。


私はこの言葉をきいて、よい業績の

会社の経営者のことを思い起こし

ました。


そのような会社の経営者に対して、

私は、「もうこれだけの業績を

あげているのだから、これからは

余裕を持って経営に臨んでみては?」

と感じるのですが、この言葉のように

ストイックなくらい「まだまだ上昇の

余地がある」と、さらに高い地位を

目指しています。


逆に言えば、長い竿の先にいても、

まだゴールに至っていないと考えて

いるからこそ、よい業績をあげる

ことができたのだと思います。


逆に、あまり業績のよくない会社の

経営者の方は、一時的でも業績が

よくなると、そこで安心してしまい、

すぐに業績が下がってしまうという

ことを繰り返しているように思います。


このことを、別の面から書くと、

著名な経営コンサルタントの

石原明さんが毎月開催している

勉強会に、私も時々参加するのですが、

「これだけよい業績をあげているの

だから、もう、勉強する必要はあまり

ないのでは?」という会社経営者の

方がたくさん参加しておられます。


そして、「経営がうまくいかないので

あれば、勉強会に参加したり、本を

読んでみては?」と思える経営者の方

こそ、あまり勉強はしていないように

感じられます。


そして、ここで、私は「思念が業を

つくる(思考は現実化する)」という

稲盛和夫さんの言葉を思い出します。


業績のよくない会社経営者の方は、

その原因として、現在の日本の経営

環境がよくないと考えがちですが、

本当は、打つ手がまったくないのでは

なく、さらに上を目指そうとする

意思が弱いという部分があるのでは

ないかということです。


そう考える根拠として、業績が

なかなか上向かない会社では、

前述の、勉強会に参加するかどうか

ということだけでなく、私が事業の

改善のお手伝いをするときに、

提案したことをやりつくすまでに

いたらず、着手もしないという

ことが多いからです。


確かに、会社経営者の方は多忙では

ありますが、きちんと多くのことを

こなしている人とそうでない人に

分かれます。


その分け目というのは、稲盛さんの

してきするような、潜在意識まで

透徹する強い願望を持つかどうか、

百尺の竿の先で、さらに進もうと

する意思があるかどうかという

ことなのかもしれないと考えて

います。






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●7月5日(水)融資勉強会のお知らせ

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「融資について詳しくなりたい」という

経営者、士業、ビジネスマンの方の

ために、融資勉強会を開催します。


●日時:7月5日(水)13時00分〜

15時00分まで。


●会場:新宿アントレサロン

東京都新宿区新宿2丁目12番13号

地図→ https://goo.gl/7kT5U4


●参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


参加をご希望される方は、こちらの

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席に限りがありますので、お早めに

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●編集後記

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私は山あいで育ったことから、

海岸に行って海が見えると興奮して

しまいます。


天気のよい日に見る海は、

本当に気分を爽快にしてくれます。


でも、海沿いで育った方は、

「海を見るとどうして興奮するの?」

と疑問に感じるでしょう。


特にこれといった理由はないのですが、

普段見慣れない波や水平線を見ると、

開放的な気分になるからだと思います。


ということで、今年の夏は、海に

行ってみたくなりました。







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posted by 六角明雄 at 08:02| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

[ビジネスのきづき](196)「ナレッジマネジメント」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、かみさんが買ってきたマルタイ

ラーメンを食べたところ、感動的な

おいしさに驚いた六角です。


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●ナレッジマネジメント

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今回は、ナレッジマネジメントについて

書きたいと思います。


とはいえ、ナレッジマネジメントは

やや複雑な考え方なので、どういった

ことで有用なのかということを書くに

とどめ、詳しくは、拙著「図解で

わかる経営の基本いちばん最初に読む

本」( http://amzn.to/2lu3fU4 )を

はじめとした専門書をお読みいただき

たいと思います。


ナレッジマネジメントとは、

ひとことで言えば、

会社の内部および外部にある知識を

経営資源として活用することに

よって、事業のプロセスの改善を

図る手法のことです。


そして、ナレッジマネジメントを

理化するにあたって、鍵となる

考え方に、形式知と暗黙知という

ものがあります。


形式知とは言語化された知識を指し、

暗黙知とは「五感を通じて獲得され、

言語化が困難な知識」のことです。


例えば、「スキーは、細長い板を、

両足に固定し、雪の上を滑って

楽しむスポーツである」という、

言語化された知識は形式知です。


一方で、スキーで滑ったことがない

人に対して、スキーの滑り方を教え

ようとする時、それは経験を通じて

学ぶ知識であり、言語化することは

困難な知識、すなわち暗黙知である

ということができます。


事業では、この暗黙知を形式知に

変えて、多くの人が共有することで、

事業のプロセスを改善し、

より競争力の高いものにするための

取り組みが望まれるでしょう。


このナレッジマネジメントを

提唱したのは、日本の経営学者の

野中郁次郎氏です。


話しがそれますが、野中氏は、

大学卒業後、いったん、電気機器

メーカーに就職した後、米国に

留学した経歴を持っています。


米国で、日本の会社の製品開発

プロセスを研究し、その成果を

まとめた著作が「知識創造企業」

( http://amzn.to/2sbTbCB )と

いう本で、そこにナレッジ

マネジメントの考え方が

述べられています。


ちなみに、知的創造企業は英文で

書かれた本で、日本で出版されて

いる本は、翻訳版です。


話しを戻します。


野中氏の研究では、松下電器産業

(現、パナソニック)の開発した、

家庭用自動パン焼き器の開発プロ

セスが示されています。


この開発にあたっては、大阪市内の

著名なホテルで、おいしいパンの

作り方、すなわち、暗黙知を学び、

それをマニュアル化して形式知に

換え、そしてそれをパン焼き機で

再現できるようにして製品化した

というプロセスが示されています。


さらに、同社は、この成功体験を、

コーヒーメーカーの開発や、

炊飯器の開発にも応用していると

述べています。


実は、この暗黙知の共有化は、

規模の小さな会社でも行われて

います。


ある京都の料亭では、伝統の料理の

レシピをパソコンのデータに入れ、

見習い中の調理人は、空き時間に

それを自由に見ることができる

ようになっています。


かつての、料理の技は師匠から盗め

という教え方から、大きく教育方針を

変えることで、見習いの調理人の

修業期間を短縮し、自社の提供する

料理の質の向上に成功しています。


ただ、ナレッジマネジメントを

自社で導入しようとしても、

大がかりな仕掛けが必要と

思われるかもしれません。


私は、精度の差はあるものの、

ナレッジマネジメントは、

グループウェアの導入だけでも

十分な効果が得られるものと

思っています。


むしろ、ナレッジマネジメントは、

仕組みそのものよりも、それを

使いこなす役員、従業員の方の

習熟度が問題だと思います。


一朝一夕に身に付くことでは

ありませんが、ナレッジマネジ

メントを実施することは、

自社の競争力を強力にする

方法であると私は考えています。






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●7月5日(水)勉強会のお知らせ

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「融資について詳しくなりたい」という

経営者、士業、ビジネスマンの方の

ために、融資勉強会を開催します。


●日時:7月5日(水)13時00分〜

15時00分まで。


●会場:新宿アントレサロン

東京都新宿区新宿2丁目12番13号

地図→ https://goo.gl/7kT5U4


●参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


参加をご希望される方は、こちらの

申し込みフォームに入力をお願いします。

https://goo.gl/mvZAkj


席に限りがありますので、お早めに

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●編集後記

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マルタイラーメンは50年を超える

ロングセラーのようです。


https://goo.gl/xSPVYM


味は素朴ですが、そこがおいしいです。


しかも、熱量が麺とスープで280

カロリーということもうれしいです。


私のようなメタボな人は、たくさん

食べ過ぎないように注意が必要ですが、

また、食べてみたいと思います。







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2017年06月28日

[ビジネスのきづき](195)「クイックレスポンスの薦め」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、となり街の漬物工場に行って、

生姜をたくさん食べて、満足して帰って

きた、六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●クイックレスポンスの薦め

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私は銀行勤務時代、渉外係を約10年間

務めましたが、実は、性格が外交的では

ないということもあり、営業活動は得意

とは言えませんでした。


しかし、少なくとも、苦情にはならない

ように努め、そのひとつが、すぐに

返事をするということでした。


逆に言えば、同僚を見ていて、苦情が

起きる時は、回答が遅い時でした。


回答が遅いということが起きる

原因にはふたつの例があり、

そのひとつは、社内での方針決定に

時間がかかる場合です。


ふたつめは、渉外係が用件を告げられた

にもかかわらず、誰にも報告せずに、

ひとりで抱えていた場合です。


前者の場合は、会社での意思決定に

時間がかかっていたとしても、

経過報告をすれば、大抵は苦情を

防ぐことができます。


後者の場合は、苦情になったときは

何の弁明もできなくなるので、

それを防ぐためには、管理者の方は

どんな小さなことでも、報告しにくい

ことでも、報告をしやすい体制を

整えておくことが求められます。


話しを戻して、「すぐに回答をする

ということは当りまえのことであり、

そして、それを怠れば、顧客から

信頼をなくすことも言われるまでも

ないことだ」と考える方は多いと

思います。


しかしながら、これも、あまり実践

されていないと私が感じたため、

今回の記事にしました。


素早い回答が実践されない理由は

主にふたつあると思います。


ひとつは、「回答をする=相手の

要望を受けいれる」ことであると

考えている人が少なくないという

ことです。


確かに、顧客から依頼を受けた

ことを何でも受け入れなければ

ならないとすれば、気が重くなり、

回答も後回しにしたいという

気持ちになりがちでしょう。


しかし、ここでは、回答をする

ことが問われているのであり、

断ることも回答に含まれます。


中には、時間をかけて考えたいので、

受け入れるかどうかを決めるまでに

時間を必要とする場合もあるでしょう。


このような場合は、2〜3日後までに、

「うけたまわったご要望は、これから

社内で検討しますが、今回の案件は

複雑であり、正式な回答をするまでに

ある程度の日数が必要です。


当社の希望としては●月●日までに

ご回答をしますので、ご了承いただく

ことはできますでしょうか?」という

ご連絡をするだけでも、

苦情は大分減るでしょう。


ふたつめは、素早い回答をすることが、

必ずしも収益を上げることにはつながら

ないということです。


言い換えれば、素早い回答は、苦情が

でないようにするための対応であり、

素早い回答をすれば売上が増加する

ことには直結していないことから、

これに熱心に取り組む価値はあまり

高くないと考える方もいるでしょう。


ここは、意見の分かれるところであり、

これは、会社の経営者の方の判断に

委ねられる部分であると思います。


しかし、素早い回答を行うという

ことは、社外だけでなく、社内の

仕事に対してもよい影響を与える

ということは、多くの方が理解

されると思います。


素早い回答をするという習慣は、

社内の業務の効率化につながるし、

社外とのやり取りも円滑になるという

観点からは、私は、これにも積極的に

取り組むべきと考えます。




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●7月5日(水)融資勉強会のお知らせ

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「融資について詳しくなりたい」という

経営者、士業、ビジネスマンの方の

ために、融資勉強会を開催します。


●日時:7月5日(水)13時00分〜

15時00分まで。


●会場:新宿アントレサロン

東京都新宿区新宿2丁目12番13号

地図→ https://goo.gl/7kT5U4


●参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


参加をご希望される方は、こちらの

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席に限りがありますので、お早めに

お申し込みください。




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●編集後記

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私の住んでいる街のとなり街には、

創業100年を超える漬物製造会社が、

生姜ミュージアムを造りました。


そこではたくさんの種類の生姜を

使った食品を食べることができるので、

私は時々訪問して、生姜製品を味わって

きます。


生姜は少し酸っぱいイメージがあり

ますが、あの酸っぱさが生姜のよさ

でもありますね。


興味のある方は、ぜひ生姜ミュージ

アムに足を運んでみてください。


http://shinshoga-museum.com/










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