2017年12月25日

[ビジネスのきづき](375)「沢の雉」

読者のみなさま、こんにちは。







先日、通信販売でりんごを1箱買ったとこ

ろ、翌日、もうひとつりんごが1箱届き、

すでにりんごを注文していたにもかかわら

ず、そのことを忘れて2つめのりんごを注

文したことに気づき、自分のもの忘れのひ

どさを実感した六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

得した支援ノウハウを活かして、経営コン

サルタントとして独立、がんばる日本の中

小企業を応援するため、今回も、ビジネス

書7冊(累計発行部数3万部)のビジネス

書作家として、ビジネスを加速させるため

のきづきを、3分間で読めるメールマガジ

ンにしてお届けします。





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●沢の雉

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私がフリーランスになってまもなく、自分

の事業がまだ順調でなかったとき、たまた

ま、セラピストの石井裕之さんの講演で、

沢の雉(きじ)の話しを聴きき、当時、こ

れからどうすればよいかということを悩ん

でいる私にとって、この話が大きな心の支

えになりました。


石井さんからきいた沢の雉の話は、中国の

古典の荘子にあるお話しです。


「沢雉は十歩に一啄し、百歩一飮するも、

樊中に畜わるるを求めず。


神は王なりと雖も、善しからざればなり」


現代文では、「沢辺の野生の雉は、十歩歩

いて僅かな餌をとり、百歩歩いて僅かの水

にありつけるが、それでも籠の中で飼われ

ることを求めない。


籠の中は、餌に困ることはないが、心が楽

しくないからだ」というものです。


このお話しを石井さんがお話ししたのは、

例えばお金持ちになりたいと思っているの

であれば、それなりの心がまえが必要だ。


安定性を求めるのであれば、それなりの収

入しか得られないことは道理であり、その

考え方を変えない限り、収入も増えないか

ら、心を奮い立たせましょうという主旨で

あると思います。


ただ、この石井さんの考え方が絶対的に正

しいということではないと思います。


また、この沢の雉の話そのものも、飼われ

ている雉が劣っていて、野生の雉が優れて

いる、または、その逆であるということを

述べているわけでもないと思います。


では、なぜ、この話が私の心の支えになっ

たのかというと、野生の雉がフリーランス

のことを指すとすれば、「十歩歩いて僅か

な餌」しか得られなくても、籠の中にいれ

ば「心が楽しくない」と書かれていたから

です。


「いまちょっと苦しいのは、フリーランス

だからであり、それは同時に本当は心が楽

しいことなのだ」と、強がることができた

からです。


とはいえ、この雉の話は、よく知られてい

る権限責任一致の原則の例え話とも言うこ

とができ、自由(権限)があるなら、それ

なりの責任もともなうという、当然のこと

を述べている、と考える人も多いと思いま

す。


ただ、自由でいる野生の雉は心が楽しいと

述べているところが、私の励みになったわ

けです。


しかし、今回の記事の結論は、みなさんに

野生の雉のようになりましょうということ

ではありません。


私がこれまでお会いしてきた、自由である

はずの経営者の方の中には、すべてではあ

りませんが、ご自身のことを自由でないと

考えている人もいました。


そのような方が、ご自身を自由でないと考

える理由はいくつかありますが、その代表

的なものは、「とにかく、利益を得るため

には、仕事(顧客)を選んでいられない」

と考えている場合です。


仮に、自分が本当にやりたい仕事をやるこ

とができず、他人から与えられた仕事しか

できないのであれば、それは、表向きは野

生の雉であっても、実態は、他人から餌を

与えられている籠の中の雉と変わらないと

思います。


でも、そのような人は、仕事を選べないの

ではなく、本当は、仕事を選ぶことを放棄

しているのだと、私は思っています。


なぜ、放棄するのかというと、もし、自社

の業績が悪いときに、それが自分の選んだ

事業であれば自分の責任になってしまいま

すが、自分は仕事を選ぶことができないと

いうことにすれば、業績が悪くても自分に

責任ではなく、それは仕事を選ぶことがで

きない環境のせいにすることができるから

ではないでしょうか?


そして、そのように自分の責任に正面から

向き合わない人は、「心が楽しくない」で

しょう。


では、どうすればよいのかということにつ

いては、文字数の兼ね合いから割愛します

が、本来、野生の雉は心が楽しいはずであ

り、自由である(=権限を行使する)こと

から逃げていては、籠の中の雉と同じに

なってしまうということが、この記事の結

論です。





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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第455回を

配信しました。


今回も、青森PR居酒屋「りんごの花」の

女将の茂木真奈美さんにお越しいただき、

飲食店をお金をかけずに繁盛させるための

ノウハウについてお伺いしています。



ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

https://goo.gl/9E2gf8



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●当事務所の1月の予定

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「スカイプ相談実施日」

1月9日(火)

詳細とお申込み→ https://goo.gl/fShaEi



「融資に強くなる勉強会」

1月10日(水)13:00〜15:00

詳細とお申込み→ https://goo.gl/644Doa



「信用保証協会徹底活用セミナー」

1月15日(月)13:00〜15:00

詳細とお申込み→ http://bit.ly/L3TmzF



「スカイプ相談実施日」

1月23日(火)

詳細とお申込み→ https://goo.gl/fShaEi



「経営入門セミナー」

1月26日(金)19:00〜21:00

詳細とお申込み→ https://goo.gl/Rn9XwC




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●編集後記

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ほんのわずかにしか力にはなれませんが、

東北地方を応援したいという気持ちから、

私は努めて青森のりんごを購入しています。


私がこどものころは、りんごにはあたりは

ずれがあって、中には酸っぱいりんごも

あったと記憶していますが、最近のりんご

は、農家の方の努力だと思いますが、糖度

の高いものばかりで、ますますりんごがす

きになりました。


あまり食べ過ぎはよくありませんが、砂糖

や油のたくさんはいったお菓子をたべるよ

りは健康的だと思いますので、これからも

毎日おいしいりんごを食べ続けたいと思い

ます。







◆このメールマガジンで取り上げて欲しい

トピックやご質問、ご感想等がありました

ら、こちらからおよせください。

http://yuushi-zaimu.net/contact/




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ただし、まぐまぐ読者の方は、こちらから

配信停止の手続きをお願いします。→

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♪発行責任者

中小企業診断士 六角明雄(ろっかくあきお)

♪関連サイト 売れる組織作りネット

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●連絡先

104-0061
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ファクシミリ 020-4666-8216

電子メール rokkaku@yuushi-zaimu.net


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posted by 六角明雄 at 08:51| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする