2018年06月16日

[ビジネスのきづき](548)「融資対策はさらに融資を困難にする」

読者のみなさま、こんにちは。






最近は、自宅の軒下を間借りしているつば

めたちの鳴き声で、早朝から目が覚めてし

まう六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

得した支援ノウハウを活かして、経営コン

サルタントとして独立、がんばる日本の中

小企業を応援するため、今回も、ビジネス

書7冊(累計発行部数3.2万部)のビジ

ネス書作家として、ビジネスを加速させる

ためのきづきを、3分間で読めるメールマ

ガジンにしてお届けします。




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●融資対策はさらに融資を困難にする

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かねてから、私は、融資対策はするべきで

はないとお伝えしてきています。


その理由は、銀行は、自らの収益を増やす

ために融資額を増やそうとしているので、

融資を受けようとする側が、あえて融資を

受けるための働きかけを銀行に対して行う

必要はなく、自社が利益を出す活動に専念

すべきだからというものです。


この結論に変わりはないのですが、今回は

別の観点から、融資対策について私の考え

を述べたいと思います。


それは、「銀行に対して何らかの働きかを

しなければ融資を受けられない」と会社経

営者の方が考えることは、自社は銀行から

評価されていないと暗示をかけてしまうこ

とになるということです。


もし、本当に融資対策が必要ならば、会社

経営者の方は、常に銀行の顔色を見ながら

会社を経営することになってしまいます。


この点は、少し誤解があるかもしれません

が、銀行の専門性は、融資したお金が返済

されるかどうかを分析する点にあるのであ

り、事業がうまくいくかどうかまでは、実

際に事業をしている人に比べれば、はるか

に少ない知識しか持っていません。


確かに、銀行職員は多くの経営者の方と接

する機会があり、会社の業績を伸ばすため

の手法や、業績を伸ばしている会社の特徴

を知っていますが、実際に会社を経営した

ことはないし、日本に何百万とある会社の

それぞれの事業について、その会社の経営

者以上に業績をあげるためのノウハウは

持っていません。


ですから、銀行から融資を受けているにし

ても、自社の事業については、銀行よりも

その会社経営者の方が詳しいのであり、経

営者が自らの信じる方法で積極的に事業に

臨むことの方が望ましいと私は考えていま

す。


したがって、融資が受けられるかどうかを

気にかけすぎるあまり、経営者の方が銀行

の顔色を伺いながら事業に臨むことは、ま

すます業績を改善することから遠ざかるこ

とになり、さらに銀行から融資を受けるこ

とが難しくなってしまうでしょう。


さらに、これは、ほんの一部の経営者の方

ですが、実は、自らは経営者としての能力

が高くないことに気づいているために、本

来なら、顧客に対して積極的に働きかけて

売上を得なければならないところを、それ

を怠り、銀行に対してだけ支援を求め、単

に会社を延命させるだけのことしかしよう

としない経営者の方もいます。


いわゆるゾンビ会社もその一例です。


もちろん、そのような会社は、やがて銀行

から見放されるか、淘汰されることになる

でしょう。


話を戻して、確かに、融資を受けている会

社は、銀行との間で、今後とるべき事業の

方針について、意見が異なることもありま

す。


しかし、それは、お互いに前向きな意見を

出し合うことから起きることであり、その

ことは両者にとってよい影響を与えること

になるはずです。


少なくとも、銀行に依存的な会社よりも、

自らの信念を持って事業に臨んでいる会社

の方が、銀行から評価されることは間違い

ありません。


これも、実際には本の一部の会社にしかあ

てはまりませんが、経営者の方が最も避け

なければならないことは、自ら会社の事業

方針を決めることができず、銀行に伺いを

立てて事業方針を決めてもらうということ

です。


そのような経営者が経営する会社は、事業

内容や方針が問題なのではなく、経営者が

いないに等しく、魂がなくなっている状態

になっているということです。


今回の記事の結論は、自社の業績を向上さ

せることができるのは、経営者自身であ

り、銀行に依存的になることは業績を下げ

てしまい、さらに融資を困難にすることに

なるということです。





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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第479回を

配信しました。


今回も、税理士の金成祐行さんにお越しい

ただき、経営者保証ガイドラインについて

お教えいただきました。


ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

https://goo.gl/q1vsk7


この番組は、Youtubeでも聴くこと

ができます。

https://youtu.be/YRN0GQVQsUE

(Youtubeへは、音声のみアップ

ロードしています)




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●当事務所の6月〜7月の予定

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「スカイプ相談実施日」

6月22日(火)

詳細とお申込み→ https://goo.gl/fShaEi




「経営入門セミナー」

6月25日(金)19:00〜21:00

詳細とお申込み→ https://goo.gl/p5U4VB




「融資に強くなる勉強会」

7月4日(水)13:00〜15:00

詳細とお申込み→ https://goo.gl/c9nRUc




「信用保証協会徹底活用セミナー」

7月13日(金)13:00〜15:00

詳細とお申込み→ http://bit.ly/L3TmzF





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●編集後記

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つばめは、害虫を食べる鳥であり、昔から

農家で大切にされてきているようです。


だから、日本では親しまれている鳥なのか

もしれません。


そういえば、もうすぐ夏至。


いまは日の出の時刻は4時30分ころで、

つばめが動き出す時刻も早いですが、昼の

時間が長い期間は、人の活動時間も長くな

るのでありがたいです。






◆このメールマガジンで取り上げて欲しい

トピックやご質問、ご感想等がありました

ら、こちらからおよせください。

http://yuushi-zaimu.net/contact/




◆メールマガジンの配信を停止するときは、

こちらをクリックしてください。

https://www.directform.info/unsubscribe.do?id=16107084&token=c510a8e5d0817624db8697f4121548c3



ただし、まぐまぐ読者の方は、こちらから

配信停止の手続きをお願いします。→

http://www.mag2.com/m/0001677623.html







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♪発行責任者

中小企業診断士 六角明雄(ろっかくあきお)

♪関連サイト 売れる組織作りネット

http://www.yuushi-zaimu.net/


●連絡先

104-0061
東京都中央区銀座7-13-5
NREG銀座ビル1階
中小企業診断士六角明雄事務所

電話 050-5539-8814

ファクシミリ 020-4666-8216

電子メール rokkaku@yuushi-zaimu.net


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posted by 六角明雄 at 08:04| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

[ビジネスのきづき](547)「A3報告書」

読者のみなさま、こんにちは。






プロ野球セパ交流戦で、我が東京ヤクルト

スワローズが絶好調の成績をあげており、

ちょっと気分がよくなっている六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

得した支援ノウハウを活かして、経営コン

サルタントとして独立、がんばる日本の中

小企業を応援するため、今回も、ビジネス

書7冊(累計発行部数3.2万部)のビジ

ネス書作家として、ビジネスを加速させる

ためのきづきを、3分間で読めるメールマ

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●A3報告書

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トヨタに17年間勤務し、現在はカイゼン

コンサルタントとしてご活躍の石井住枝さ

んのご著書、「できる人はなぜ、『A3』

で考えるのか?」

( https://amzn.to/2sRc4sD )を拝読しま

した。


ちなみに、A3報告書とは、トヨタで50

年以上にわたって継承されてきた、業務改

善プロジェクトのフォーマットのことで

す。


(A3報告書の具体的なフォーマットにつ

いては、こちらをご覧下さい。→

https://goo.gl/SJePqd


このフォーマットには、(1)テーマ→

(2)テーマ設定の背景→(3)現状把握

→(4)目標の設定→(5)要因解析→

(6)対策と実施→(7)実績結果と横展

→(8)反省と今後の課題の、8つのス

テップを記入します。


本のタイトルを見ると、A3報告書を使え

ば、難しい課題も容易に解決できるように

なる手法が書かれていると感じてしまうか

もしれませんが、実際の本の内容は、A3

報告書そのものよりも、前述の8つのス

テップについて説明されています。


ですから、A3報告書がトヨタの業務改善

のノウハウであるというよりも、8つのス

テップがトヨタの業務改善のノウハウであ

ると考えた方がよいでしょう。


ところで、私が地方銀行の本社に勤務して

いた時も、すべての従業員約3,000人

を巻き込むことになる業務改善プロジェク

トを何度か手掛けてきましたが、その場

合、単に、「この手法はよさそうだから実

践してみましょう」と発案するだけでは、

誰も動いてくれませんでした。


大勢の人を巻き込むことになるということ

から考えれば当然のことですが、それなり

の改善の効果や達成可能性について、しっ

かりとした根拠を示さなければ、プロジェ

クト実行の承認をしてもらうことすらでき

ませんでした。


そういった経験から、石井さんのご著書で

示された8つのステップの重要性を、私も

強く感じました。


また、同書の内容はたいへん濃いものに

なっており、この記事で解説するにはス

ペースがとても足りないくらいです。


あえて端的に述べると、プロジェクトの可

視化、進捗管理、PDCAの実践を愚直に

実践することが、8つのステップの基本に

なっていると思います。


したがって、繰り返しになりますが、A3

報告書のフォーマットさえ使えば業務改善

が進むというものではなく、プロジェクト

リーダーが8つのステップを確実に遂行す

るスキルを身に着けることが最大のポイン

トになります。


現に、石井さんもご著書の中で、初級編、

中級編、上級編と、難易度を追って解説し

なければならないくらい、トヨタの業務改

善の手法を実践することは容易ではないと

いうことです。


ただ、これは裏を返せば、いったん、この

業務改善のためのスキルを身に着けること

ができれば、トヨタ自動車が解決してきた

困難な課題と同じくらいの困難な課題でも

解決できるスキルを身に着けることができ

たということになります。


ただ、そこまでのスキルを身に着けないま

でも、前述の8つのステップを意識して取

り組むだけでも、これまで遂行できなかっ

たことが改善できるようになるのではない

でしょうか?


一方、これまで私が事業改善のお手伝いを

してきた中小企業では、経営者の方が社内

で何らかのプロジェクトを実践しようとす

るとき、単に、「君をプロジェクトリー

ダーにするから、これをやりなさい」とい

う程度の指示しかしないという例を多く見

ています。


仮に、そのプロジェクトを実践するという

経営者の方の判断が正しかったとしても、

プロジェクト管理がつたないために失敗し

てしまうという可能性もあります。


もちろん、社内のリーダーに、プロジェク

ト管理のスキルを身に着けるための経験を

させることも必要ですが、そのためには、

まず、経営者自身がそのスキルを身に着け

ていなければ、部下に対して助言すらでき

ず、単なる丸投げになってしまいかねませ

ん。


今回の記事の結論は、会社の事業活動を組

織的なものとし、成果を高めようとするの

であれば、トヨタが実践している8つのス

テップの水準に至らなくても、きちんとし

たプロジェクト管理を実践することがする

ことが基本になるということです。


少なくとも、口頭で指示するだけでは、経

営者の方の意図する通りに活動が進むこと

は期待できないでしょう。


さらに、経営者の方がきちんとプロジェク

トを管理できれば、改善活動が完遂される

だけでなく、さらにより難しい活動も実践

できるスキルが身に付き、徐々にではあり

ますが、ライバルに差をつけることができ

るようになると、私は考えています。





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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第479回を

配信しました。


今回も、税理士の金成祐行さんにお越しい

ただき、経営者保証ガイドラインについて

お教えいただきました。


ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

https://goo.gl/q1vsk7


この番組は、Youtubeでも聴くこと

ができます。

https://youtu.be/YRN0GQVQsUE

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●当事務所の6月〜7月の予定

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「スカイプ相談実施日」

6月22日(火)

詳細とお申込み→ https://goo.gl/fShaEi




「経営入門セミナー」

6月25日(金)19:00〜21:00

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「融資に強くなる勉強会」

7月4日(水)13:00〜15:00

詳細とお申込み→ https://goo.gl/c9nRUc




「信用保証協会徹底活用セミナー」

7月13日(金)13:00〜15:00

詳細とお申込み→ http://bit.ly/L3TmzF





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●編集後記

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スワローズはちょっと不思議な球団で、個

人成績がよい選手が何人かいるのに、チー

ムの成績はあまりよくない状態が、ここ数

年間続いています。


今年も、最下位であった期間が長く続きま

したが、交流戦にはいってから、試合での

勝負強さも発揮されてきました。


一般の会社もそうですが、能力の高い人が

集まるだけでは業績がよくなるとは限らな

いところが、組織のむずかしいところでも

あり、面白いところだと思います。


スワローズには、これからもチームプレー

で力を発揮してもらい、ぜひ、優勝を目指

してもらいたいです。








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2018年06月14日

[ビジネスのきづき](546)「朝礼の目的」

読者のみなさま、こんにちは。






最近、こむずかしいことが書いてある外国

の経営学者の本は、原書を買って読むよう

にしている六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

得した支援ノウハウを活かして、経営コン

サルタントとして独立、がんばる日本の中

小企業を応援するため、今回も、ビジネス

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●朝礼の目的

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ビジネスコーチの岡本文宏さんのご著書、

「店長の一流、二流、三流」

( https://amzn.to/2sLpvKu )を拝読しま

した。


この本は、小売店の店長の役割を、人材マ

ネジメントの観点から的確に解説している

本ですが、その中から、私が特に注目した

内容を2つご紹介したいと思います。


ひとつめは、朝礼の目的です。


岡本さんによれば、三流の店長は朝礼をせ

ず、二流の店長は朝礼で情報を共有化し、

一流の店長はスタッフを主役にする目的で

朝礼を行うそうです。


朝は準備が忙しいことから、三流の店長の

ように、朝礼を開くことに否定的な人は少

なくないようです。


また、二流の店長のように、朝礼は必要と

考える人の場合であっても、店長から一方

的に情報を伝達することに終始してしまい

がちです。


しかし、一流の店長は、前日のスタッフの

動きのよかったところや、顧客から評価さ

れたところを朝礼で伝え、スタッフの承認

欲求を満たすことで士気を高めるようにし

ていると、岡本さんは述べておられます。


私は、朝礼や会議などに否定的な考えを

持っている人に会うことがありますが、確

かに、単なる伝達会議や、経営者が一方的

に話をして終わるような朝礼や会議は無駄

だと思います。


一方で、一流の店長のように、スタッフの

士気を向上させるために朝礼を行うことは

有用でしょう。


私は、朝礼や会議など、形式にはこだわ

りませんが、社内におけるコミュニケー

ションは大切だと思っています。


ただ、そのコミュニケーションを、単な

る伝達や情報共有と考えてしまうと、あ

えて朝礼や会議を開くまでもないと考え

てしまうようになるのでしょう。


でも、スタッフの士気を高めるには、店

長とスタッフが直接顔をつきあわせて接

する必要があるでしょう。


そう考えれば、朝礼や会議の必要性は高

いと感じられるようになるでしょう。


ですから、朝礼や会議に否定的な方は、

コミュニケーションを情報伝達としか考

えることなく、スタッフの育成のための

手段であると考えれば、朝礼や会議は大

切な機会ととらえられるようになるので

はないでしょうか?


もうひとつはPOP広告についてです。


岡本さんによれば、三流の店長はPOP

広告を使わず、二流の店長はPOP広告

を販促ツールとしてフル活用し、一流の

店長は、さらに、スタッフのスキルとや

る気を高めるツールとして活用するそう

です。


具体的には、一流の店長は、参考となる

フレーズや、反応のよかったPOP広告

の事例を集めてPOP広告の作成マニュ

アルを整備し、スタッフにPOP広告の

作り方を学んでもらいます。


そして、必ずしもすべて成功するとは限

りませんが、効果のあったPOPがある

と、作成したスタッフの士気が高まり、

さらにスキルが向上することが期待でき

ます。


私は、この事例を読んだとき、小集団活

動を思い出しました。


小集団活動は、仕事の品質を高めること

が表面的な目的ですが、従業員が自分で

改善策を考え、それを実践してみて改善

の効果を直接感じることによって、仕事

へのモチベーションが高まるという、大

きな副次的な効果も期待できます。


岡本さんのお薦めするような、POP広

告の作成によってスタッフのスキルやモ

チベーションを高めるという、一石二鳥

をねらう手法は、この小集団活動と同様

な効果があると思います。


今回の記事の結論は、店長は組織のマネ

ジメントに注力し、さらに、マネジメン

トによってスタッフの育成を行うこと

が、効率的かつ効果的であるということ

です。


マネジメントは大切だと考える方は多い

と思いますが、さらに、一歩踏み込んで

人材育成まで実践するという岡本さんの

お薦めの手法は、ライバルと大きく差を

つけるポイントになると思いました。




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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第479回を

配信しました。


今回も、税理士の金成祐行さんにお越しい

ただき、経営者保証ガイドラインについて

お教えいただきました。


ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

https://goo.gl/q1vsk7


この番組は、Youtubeでも聴くこと

ができます。

https://youtu.be/YRN0GQVQsUE

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ロードしています)




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●当事務所の6月〜7月の予定

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6月22日(火)

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「融資に強くなる勉強会」

7月4日(水)13:00〜15:00

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「信用保証協会徹底活用セミナー」

7月13日(金)13:00〜15:00

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●編集後記

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私が経営に関する本を書くときは、当然の

ことですが、内容の正確さを優先していま

す。


そこで、学説などは原則的に原典で確認す

るようにしています。


ただ、外国の学者の学説を伝えるために、

その翻訳本を読むと、難しい表現が多く使

われており、そのままその説明を使うこと

に躊躇することがあります。


例えば、組織論の大家、バーナードの、

「経営者の役割」の第7章に書かれている

「組織がまず成立するのは、組織の3要素

をそのときの外部事情に適するように結合

することができるかどうかにかかってい

る」という記述が、とても分かりにくい表

現だと感じていました。


そこで、原書の記述を見ると、次のように

書かれていました。


The initial existence of an organiza-

tion depends upon a combination of

these elements appropriate to the ex-

ternal conditions at the moment .


よって、僭越ながら、これを「最初に組織

が成立するかどうかは、組織の3要素の組

み合わせが、その時点で、外部の状況に適

するかどうかによって決まる」と自分で翻

訳しなおして、自分の本で説明しました。


経営学の本は、学者の方が翻訳するので、

どうしても正確さを優先し、理解しやすさ

は後回しになってしまいます。


でも、経営学の研究結果は、多くの方に理

解されないと、もったいないと思います。


学者の方は立場上、専門用語を使わざるを

得ないとは思いますが、市井の方への理解

を広げるためには、できるだけ日常的な言

葉を使っていただきたいと思っています。






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