2019年09月14日

[ビジネスのきづき](1004)「融資を受けるときに見落としがちなこと」

読者のみなさま、こんにちは。








先日、栃木県小山市に用事があり、電車で

行くことにしたのですが、私の住まいの最

寄り駅のJR日光線鹿沼駅から、目的地の

最寄り駅のJR宇都宮線小山駅へ行くとき、

通しでの運賃よりも、電車の乗換駅の宇都

宮駅で、いったん改札を出たときの運賃の

方が安いので、あえて宇都宮駅で改札を出

てから電車を乗り換えすることで、ちょっ

とだけですが旅費を節約してお得感をじて

よろこんでいる六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

得した支援ノウハウを活かして、経営コン

サルタントとして独立、がんばる日本の中

小企業を応援するため、今回も、ビジネス

書7冊(累計発行部数3.9万部)のビジ

ネス書作家として、ビジネスを加速させる

ためのきづきを、3分間で読めるメールマ

ガジンにしてお届けします。





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●融資を受けるときに見落としがちなこと

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先日、特殊技術を持っているCさんから、

Cさんの持つ技術を活用して起業したいと

考えており、それにあたって約1億円の融

資を受けて設備調達をしたいので、相談に

のって欲しいとの依頼を受けました。


しかし、相談を受けた結果、今回の資金調

達は、いったん、断念するという結論に至

りました。


とはいっても、起業するのにいきなり1億

円の調達は無理ということではなく、別の

理由によるものでした。


確かに、Cさんの特殊技術はすばらしく、

決して事業化できる見込みが低いというも

のではありませんでした。


では、どうして断念したかというと、簡単

に言えば、銀行などの資金提供の協力を依

頼する相手に対して、きちんと事業につい

て説明できる段階になっていなかったとい

うことです。


特殊技術を持っている方が事業を始める

と、大きな利益が得られる場合があります

が、それを事業化するにあたって、銀行な

どの資金提供者の協力が必要な場合、その

相手に対し、どのような技術を、どのよう

に活用するのか、それがなぜ収益を得るこ

とができるのか、どれくらいの収益を見込

めるのか、事業を維持・発展させていくた

めにどのような運営体制をとるのかといっ

た説明が必要になります。


いわゆる、事業計画書を作るということで

すが、それは、融資の必要額が多くなるに

したがって、より詳細で精緻なものが必要

になります。


さらに、その事業計画書を作るには、外部

環境分析をしっかり行わなければならない

上に、内部環境、すなわち、Cさんの持つ

特殊技術だけでなく、従業員の方の能力、

会社の立地、その他の特徴などの条件も、

きちんと備わっているかどうかということ

も問われます。


Cさんの場合は、私と話していくうちに、

これから銀行などに対して事業の説明をし

ていくには、まだいろいろなことを調べな

ければならないということが分かり、今度

は、しっかりとした事業計画を立てるため

に、多くの情報を集めるということを、次

のステップとして決めたようです。


ところで、ここまで書いて来たことは、至

極当然のことと感じる方が多いのではない

かと思います。


しかし、銀行融資の場合、1,000万円

程度以内であれば、設備についてはあまり

詳細な説明を求めることはあまりありませ

ん。


多額の場合は別ですが、中小企業で、数百

万円の設備を調達するための融資に、事業

計画書の提出を銀行から求められた会社は

あまりないのではないでしょうか?


このような書き方は失礼ですが、多くの中

小起業では、銀行に事業計画書を提出する

ときは、創業するときの融資を申し込むと

きか、事業再生やリスケジュールを受けよ

うとするときが、ほとんどではないでしょ

うか?


でも、億単位でそれなりの金額の設備を導

入する場合は、これも当然ですが、融資を

する銀行も、しっかりとその妥当性を検討

する必要があるので、それなりの事業計画

書が必須になります。


Cさんの場合、これまで技術開発を中心に

仕事をしてきたので、事業化ということに

ついては不慣れであったようです。


銀行に多額の融資を受けたいと考えるので

あれば、「●●円の融資をして欲しい」と

いう希望を伝えるだけでは足らず、銀行を

納得させるだけの材料が必要になるもの

の、それは忘れられがちということを、C

さんからの相談を受けて、改めて感じまし

た。





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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第544回を

配信しました。


今回も、中小企業診断士の川北英貴先生に

お越しいただき、信用保証協会の活用のし

かたについてお伺いしました。


ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

https://bit.ly/2k3p5yd


この番組は、Youtubeでも聴くこと

ができます。

https://youtu.be/VUTbUXJumQk


(Youtubeへは、音声のみアップロ

ードしています)






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●10月14日開催融資勉強会のお知らせ

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私が銀行出身のコンサルタントということ

もあり、頻繁に、士業の方、開業予定者の

方、保険会社の方など多くの方から、融資

に関するお問い合わせがよせられています。


そこで、これまで受けたお問い合わせなど

を交えながら、融資に関する勉強会を開く

ことにしました。


■日時 10月14日(月)

19時00分〜21時00分


■会場 新宿アントレサロン


東京都新宿区新宿2丁目12番13号

東京メトロ丸ノ内線・副都心線、及び、都

営地下鉄新宿線「新宿三丁目駅」C8出口

より徒歩1分


地図→ https://bit.ly/16cEDSR


■参加費 1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


■申し込み方法

こちらのページにリンクされているフォー

ムに、お名前、メールアドレスなどのご記

入をお願いします。

http://21keiei.org/seminar.html





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●編集後記

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冒頭で触れた電車の運賃ですが、途中で改

札を出ると安くなるという例は珍しくない

ようです。


私が利用した鹿沼駅→小山駅の例ですと、

途中で改札を出ないときの運賃は756円

ですが、鹿沼駅→宇都宮駅は237円、宇

都宮駅→小山駅は496円で、分けて乗っ

たときの運賃の合計は734円と、23円

安くなります。


とはいっても、このような、途中の駅であ

えて降りるということは、遊び心でやって

いるので、急いでいる時などは途中駅で改

札を出ないで通しで運賃を払います。


どちらかというと、パズルを解く感じで運

賃を安くできる区間を見つけることに楽し

みを感じています。


ちなみに、詳細な解説は割愛しますが、運

賃節約の有名な例は、静岡駅から品川駅へ

新幹線に乗るときの節約法です。


普通の買い方では、特急料金と乗車券の合

計額が6,150円ですが、乗車券だけ静

岡駅→品川駅→大井町駅と、京浜東北線で

ちょっと戻る感じで買うと、特急料金と乗

車券の合計が5,820円と、330円安

くなります。


もちろん、乗車券は大井町駅まで買っても、

実際に大井町駅で降りずに品川駅で降りる

こともできますので、最初から品川駅で降

りるつもりで乗車券だけ大井町駅まで買う

ことも可能です。


私はこの経路でまだ電車に乗ったことがな

いのですが、もし、静岡→品川を乗る機会

がある方は、ぜひ、試してみてください。










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トピックやご質問、ご感想等がありました

ら、こちらからおよせください。

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♪発行責任者

中小企業診断士 六角明雄(ろっかくあきお)

♪関連サイト 売れる組織作りネット

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104-0061
東京都中央区銀座7-13-5
NREG銀座ビル1階
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電話 050-5539-8814

ファクシミリ 020-4666-8216

電子メール rokkaku@yuushi-zaimu.net


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posted by 六角明雄 at 07:59| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする