2017年03月13日

【数字に強い社長】(414)「株主総会と税務調査」

読者のみなさま、こんにちは。




このメールマガジンは、数字がちょっと苦手な中小企業

経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげて

もらうための応援メールマガジンです。



今回は、税理士の北川知明先生をお訪ねし、北川先生の

新刊、「小さな会社の経理・人事・総務がぜんぶ自分で

できる本」( http://amzn.to/2liUUkG )の中から、株主

総会と税務調査についてお伺いしました。



株主総会は、毎年開かなければならないもので、その時、

決算の承認、取締役の重任(いったん退任して、直ちに

就任すること)、役員報酬の決定などの決議を行わな

ければならないそうです。


特に、役員報酬は、通常は毎月、一定額を支払わないと

経費とならないということが知られていますが、その

前に、株主総会での決議を経ていないと、税務署から

経費として認めてもらえないことがあるということは、

あまり知られていないということでした。そこで、

株主総会を開いたら、その議事内容を株主総会議事録

として残しておくことが必要なので、注意して欲しい

ということでした。


また、株主総会には決議の方法が3種類あることにも

注意が必要ということでした。具体的には、普通決議

(議決権の過半数の出席で、その過半数で議決)、特別

決議(議決権の過半数の出席で、その3分の2以上で

議決)、特殊決議(総株主の半数以上、かつ、議決権の

4分の3以上で議決)などがありますが、決める内容

ごとに、どの決議で決めるかが法律で定められている

そうです。


したがって、必要な決議の要件を間違えないように

注意することが必要だそうです。ただし、定款の

定めによって、決議の要件を変えることもできると

いうことでした。


次に、税務調査についてお伺いしました。税務調査が

はいった場合、かつては「お土産」(調査官への手柄の

提供を意味する隠語)が必要と言われることもあり

ましたが、最近は、それは不要になっているという

ことです。具体的には、調査に入った結果、何らかの

追徴が行われるまで調査が続けられるという前提で、

早めに調査を終わらせてもらえるよう、あえて、

自主的に経費を自ら否認するようなことも行われて

いたそうです。


しかし、最近の調査は、実際に追徴があるかどうかが

問われることはなくなっているので、調査官の見解と

異なる場合、それに反論することは問題がないという

ことでした。


また、普段から、顧問税理士の指導によって、税務上

問題のないような取引(従業員への処遇を含む)を

しているかどうかが大切であり、税務調査がはいる

ということが分かってから、何らかの対策をとると

いうことをする必要は特にないということでした。


むしろ、顧問税理士が、顧問先の会社の経営方針や

事業内容をよく理解した上で、きちんとした税務

申告を行えるように、日々適切なアドバイスが

できるかどうかに、税理士の腕が問われるという

ことです。


なお、最近の税務調査ではパソコンの中のファイルも

調査の対象となっているそうです。やましいことは

ないとしても、「顧問税理士に相談する事項一覧」と

いったファイルがあると、それを調査官が見たときに、

心証を悪くする(疑ってかかられる)ので、注意が

必要だということでした。



以上、今回は、北川先生の新刊から、株主総会と、

税務調査についてお伺いしました。次回も、北川

先生をお訪ねし、新刊に書かれている内容について

お尋ねする予定です。




なお、このメルマガとの連動企画「数字に強い社長に

なるポッドキャスト」では、さらに詳しい解説をして

おりますので、あわせてご利用されることをお薦め

します。



数字に強い社長になるポッドキャスト

http://tsuyoishachou.seesaa.net/




それでは次回もどうぞお楽しみに。







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