2018年09月16日

[ビジネスのきづき](640)「直ちに行動することは説得力を持つ」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、近所のあぜ道に咲いているひがんば

なを見て、秋のお彼岸が来週だということ

に気づいた六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

得した支援ノウハウを活かして、経営コン

サルタントとして独立、がんばる日本の中

小企業を応援するため、今回も、ビジネス

書7冊(累計発行部数3.4万部)のビジ

ネス書作家として、ビジネスを加速させる

ためのきづきを、3分間で読めるメールマ

ガジンにしてお届けします。





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●直ちに行動することは説得力を持つ

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私が銀行に入社したばかりのころは、入社

後間もない若手の職員がATMの担当をし

ていました。


その際、ATMが故障したときは、真っ先

に利用者のところに行くように指導されて

いました。


すなわち、ATMの故障したときは、最初

に顧客のところへ行き、故障についてお詫

びします。


つぎに、預金の預け入れ、または、引き出

しについて、銀行の帳簿(顧客から見れば

預金通帳)の動きと、実際に預け入れした

現金、または、引き出した現金に相違がな

いかを確認してもらいます。


例えば、ATMに10万円を預け入れる操

作をしたところ、途中で動作が停まってし

まった場合、利用者には、実際にATMに

入れた金額と、通帳に記載された入金額が

一致していることを確認してもらいます。


ここまでは、当然のことを書いているよう

に思われますが、何をお伝えしたいかとい

うと、対応の順序とタイミングが大切とい

うことです。


というのは、前述のような順序ではなく、

ATMが故障してから復旧するまでずっと

利用者を待たせたてから、初めて利用者の

前に行き、「いま機械に入れた現金は10

万円ですか?」と尋ねたとき、もし、顧客

から「いや、機械に入れた現金は20万円

で、機械を修理している間に、お前が10

万円を抜き取ったのだろう」と言われてし

まうと、そうではないということを証明す

ることは難しくなるからです。


もちろん、前述は理解を容易にするために

顧客に悪意がある例を書いていますが、利

用者が入金した金額を勘違いしていること

もあり、銀行職員が現金を抜き取ることを

疑われないようにするには、最初に述べた

ように、故障した後、すぐに顧客の前に顔

を見せることが大切になります。


話がそれますが、多くのATMは、入金取

引のときに顧客が入れた現金は、顧客が金

額の確認ボタンを押すまで、ATMの他の

現金と混ざらないようになっており、修理

をする銀行職員に悪意がない限り、いくら

の現金が入れられたかはわかるようになっ

ています。


今回、ATMの故障をしたときの対応につ

いて述べた理由は、早い対応は説得力があ

るということです。


このことも、多くの方が理解されているよ

うで、実践されていない例を見ることも多

いと感じています。


例えば、大企業などで不祥事などがあった

とき、直ちに、責任者が説明をしないとい

うことは、いまでも見られます。


このような対応は、不祥事が起きたことだ

けでなく、誠実さが欠如しているという印

象を外部の人に与え、正常な状況に戻るこ

とが、より困難になります。


当事者としては、「まだ、公式に発表でき

る状況にない」、「調査や善後策が固まっ

てから説明した方がいいだろう」と考えて

いることでしょう。


しかし、これは考え方の違いではなく、何

が大切なのかを誤って理解しているか、単

に、保身のために、説明を先送りしている

だけであると言えます。


不祥事が起きたときは、その会社が全力で

調査や対応をしているかどうかを外部の人

たちは知りたいのであって、情報の「正確

さ」までは求めていないでしょう。


それを、「まだ正確な情報が得られていな

い」ということを言い訳にして、説明を先

送りしていると、ますます批判は大きくな

ります。


話を戻しますが、人は他人から批判される

と、どうしても、及び腰になってしまいま

す。


ただ、銀行職員の時代(だけでなく、現在

もそうですが)の私は、前述のATMの故

障のときだけでなく、もし、顧客との間に

トラブルが起きたときは、先方の勘違いや

言いがかりであるか、こちらの不手際であ

るかにかかわらず、すぐに顧客の前に顔を

出すことを心がけていました。


そうすることが、トラブルの解決を早める

ことになるからです。







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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第493回を

配信しました。


今回は、日本マクドナルドOBで、経営コ

ンサルタントの松下雅憲さんから、上手な

飲食店の運営方法についてお伺いしました。


ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

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この番組は、Youtubeでも聴くこと

ができます。

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●当事務所の9月〜10月の予定

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「スカイプ相談実施日」

9月18日(火)

詳細とお申込み→ https://goo.gl/fShaEi




「経営入門セミナー」

9月25日(火)19:00〜21:00

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「融資に強くなる勉強会」

10月5日(金)13:00〜15:00

詳細とお申込み→ https://goo.gl/nQmTk8





「信用保証協会徹底活用セミナー」

10月15日(金)13:00〜15:00

詳細とお申込み→ http://bit.ly/L3TmzF






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●編集後記

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彼岸花は赤い花が鮮やかですが、ウィキペ

ディアによると、毒があるそうです。


そのため、虫や小動物が田や畑に来ないよ

うに、畦に植えられているそうです。


そういえば、水仙も毒があり、葉がニラに

似ているので、間違って食べて具合が悪く

なる人がときどきいるとききます。


美しい植物には注意が必要ですね。








◆このメールマガジンで取り上げて欲しい

トピックやご質問、ご感想等がありました

ら、こちらからおよせください。

http://yuushi-zaimu.net/contact/




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こちらをクリックしてください。

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ファクシミリ 020-4666-8216

電子メール rokkaku@yuushi-zaimu.net


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posted by 六角明雄 at 08:05| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月15日

[ビジネスのきづき](639)「甘言」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、喜多方市に行った時、50分待ちの

行列に並んで喜多方ラーメンをいただいて

きた六角です。


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●甘言

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「甘い言葉には注意が必要」ということに

ついては、誰もが納得すると思います。


そうは言いつつも、会社経営者の方の中に

は、甘い言葉の誘惑に負けてしまう人が少

なくありません。


私が事業改善のお手伝いをする中で見てき

た例としては、「今期は赤字になりそうな

ので、減価償却費を行わずに、黒字にしま

しょう」とか、「倒産した販売先から受け

取っていた手形を損失処理すると、利益が

減り、銀行から悪い印象を受けるので、そ

のまま資産として計上しておきましょう」

という助言を顧問税理士の方から受けて、

表面的に黒字を保つということをする会社

もありました。


(念のために付言しますと、このような助

言をする税理士の方がいたことは事実です

が、そのような方は極一部です)


別の例としては、“融資コンサルタント”

の助言で、安易な融資のリスケジュールを

してしまう場合です。


リスケジュールそのものは問題ではないの

ですが、リスケジュールは事業を改善する

ための手段に過ぎません。


しかし、深く検討した事業改善計画を作成

することなく安易にリスケジュールを行う

ことは、実態としてリスケジュールそのも

のが目的になってしまい、結果として事業

の改善も進みません。


ここまで述べてきたことは、至極当然なの

ですが、それでは、なぜこのようなことを

述べたのかというと、それは、前述のよう

な一時しのぎは、実際に一時的に効果を感

じることができるので、注意が必要だとい

うことです。


すなわち、減価償却を行わずに表面的に黒

字にした決算書を作成しても、銀行は直ち

に融資方針を変更することはありません。


リスケジュールの申請も、多くの場合は銀

行に受け入れてもらえます。


ただ、それは、会社に問題がないからでは

なく、おかしな決算をしたり、リスケジュ

ールをした会社に対しては、銀行は警戒を

始めますが、融資先には表立ってそれを伝

えていないだけということです。


しかし、あまり深く考えることなく一時し

のぎをした経営者の方は、銀行が警戒して

いることを感じることなく、そのような一

時しのぎが通用すると安心してしまう場合

があります。


そして、それが繰り返されることで、取り

返しのつかない状況にまで至ってしまうと

いう例を、私はこれまでたくさん見て来ま

した。


これは、経営者の方の責任ではありません

が、経営者の方に耳障りなことを述べる人

は意外と少ないようです。


さらに、自分を利することを目的に、味方

のふりをして、経営者の方に甘い言葉をさ

さやく、自称「専門家」の方が近づいてく

ることもあります。


ここままでの記述から分かるように、今回

の記事の結論は、経営者の方は、特に自ら

を律していないと、判断を誤ってしまいか

ねないので、注意が必要ということです。


もちろん、これは難しいことであると私も

思っていますが、だからこそ、経営者は、

誰にでも務まるやさしい役割ではないわけ

です。






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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

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長になるポッドキャスト」の第492回を

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●当事務所の9月〜10月の予定

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●編集後記

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先日の会津地方の旅行のとき、約20年ぶ

りに喜多方市に行きました。


というのは、喜多方ラーメンを食べた買っ

たからです。


喜多方ラーメンは佐野ラーメンにも似てい

ますが、少しスープの味が濃いような感じ

がしました。


いずれにしも、おいしかったです。


ちなみに、喜多方市は会津若松市の北にあ

り、少し交通の便が悪いところにあるので

すが、私が行った時はいくつものラーメン

店で行列ができており、人気が衰えていな

いことを感じてきました。


また行ってみたいと思いつつ帰ってきまし

た。









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2018年09月14日

[ビジネスのきづき](638)「ずば抜けた意思決定を行うための条件」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、長女を最寄り駅に迎えにいって、帰

りの自動車の中で、「スマートフォンで明

日のお天気を調べて」と頼んだら、「私は

Siriじゃない」と怒られた六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

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●ずば抜けた意思決定を行うための条件

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M&Aに関するコンサルティングを行って

いる、TIGALA株式会社の代表取締役

の正田圭さんのご著書、「ファイナンスこ

そが最強の意思決定術である」

( https://amzn.to/2QiZBbk )を読みまし

た。


同書に書かれている内容は、特に正田さん

の独自の理論が書かれている訳ではないの

ですが、正田さんの企業価値評価業務など

の経験をベースに、より具体的な切り口で

理解しやすく書かれています。


そして、今回、この本についてご紹介しよ

うと思った理由は、日本では、会計の観点

で意思決定を行っている経営者の方が少な

いと感じているからです。


話がそれますが、経営者の意思決定は、会

計的な観点からのみ行えばよいとは、私は

考えていません。


アントレプレナーシップ(起業家精神)の

観点でも判断を行うことが必要だと思って

います。


ただ、会社の事業は、不特定多数の人が関

わっているために、お金を媒介して取引が

行われるので、どうしても意思決定は会計

的な面が中心になります。


一方、私のこれまでの事業改善のご支援の

経験からは、中小企業ではあまり意思決定

は行われていないと感じています。


その理由は、日本の起業家は、正田さんの

ように、投資の観点で起業する人よりも、

圧倒的にアントレプレナーシップを持って

起業する方が多いからです。


しかし、アントレプレナーシップがありさ

えすれば事業が成功するというわけではな

く、むしろ、会計的な観点での意思決定を

行うことで、事業に磨きをかけることの方

が賢明と言えるでしょう。


正田さんは、会計的な情報に基づいて意思

決定を行っている人は、ずば抜けた結果を

もたらす意思決定を行えるようになると述

べています。


そして、正田さんはご著書の中で、わらし

べ長者を例に出しています。


わらしべ長者とは、ある貧乏人が観音様の

お告げに従って西へ歩いていき、転んだと

ころで拾った藁に、あぶを縛り付けて歩い

ていたところ、それを見ていた子どもがそ

れを欲しがったので、その子どもの母親が

持っていたみかんを藁と交換し…と、その

ようなことを繰り返しながら、最後に屋敷

を手に入れたというお話です。


正田さんによれば、これは、幸運が続いた

のではなく、わらしべ長者が会計的な意思

決定を行っていった結果だそうです。


すなわち、事業の成果をよりよいものにし

ようとするならば、決して運任せにするべ

きではなく、意思決定を繰り返す必要があ

るということです。


よく、「経営者は数字が読めなければ(会

計の知識がなければ)だめだ」と言われる

ことがありますが、私はこれは不正確で、

「数字が読めない経営者は、意志決定の機

会が少なく、そして、意思決定の精度も低

い」が正しいと思っています。


私は、経営者の方は、会計的な情報に基づ

いて精度の高い意思決定を行うべきだと考

えていますが、それだけでなく、意思決定

の頻度を増やして、よりよい事業の成果を

もたらすことができるようにならなければ

ならないということを、正田さんの本を読

んで改めて感じました。






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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第492回を

配信しました。


今回は、日本マクドナルドOBで、経営コ

ンサルタントの松下雅憲さんから、上手な

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ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

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https://youtu.be/uCLvKFeSb6E

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●当事務所の9月〜10月の予定

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9月25日(火)19:00〜21:00

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10月5日(金)13:00〜15:00

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●編集後記

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私はSiriを使ったことがない(と、い

うよりも、使い方がわからない)のですが、

長女は、知人あての電話をするときは、S

iriに向かって名前を言って電話をかけ

ているようです。


一方で、私は、電話をかけるときは、どう

しても番号を押したくなってしまいます。


コンサルタントこそ、若い人と同じように

情報機器を使いこなすべきなのに、なかな

か昔の使い方から抜けきれません。


反省します。








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