2017年10月05日

[ビジネスのきづき](294)「効果のあるPDCA」

読者のみなさま、こんにちは。






プロ野球は2つのリーグで優勝チームが決

まり、私が応燕しているチームは残った試

合が消化試合となってしまったため、もう

スポーツニュースにまったく関心が持てな

くなってしまっている六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

得した支援ノウハウを活かして、経営コン

サルタントとして独立、がんばる日本の中

小企業を応援するため、今回も、ビジネス

書7冊(累計発行部数3万部)のビジネス

書作家として、ビジネスを加速させるため

のきづきを、3分間で読めるメールマガジ

ンにしてお届けします。





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●効果のあるPDCA

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世の中には、成功するための本やセミナー

や教材などであふれています。


しかし、それらがいつまでたってもなくな

らないのは、それらが実際には効き目がな

いということになってしまいます。


もちろん、それはコンサルタントにも当て

はまります。


現在の日本にはコンサルタントがあふれて

いますが、いつまで経ってもいなくなりま

せん。


これは、嘘のように思われるかもしれませ

んが、コンサルタントとして働いている私

自身の目標は、世の中にコンサルタントを

不要とすることです。


とはいえ、力不足の私には、その目標を達

成するまでには、相当の時間がかかりそう

です。


話しを戻して、多くの方が本などの媒体で

成功するための方法を示しているのに、そ

のような本などがなくならない理由は何か

ということを、コンサルタントである私は

ずっと考えてきています。


その結論の一端を、岡村拓郎さんのご著書

「自分を劇的に成長させる!PDCAノー

ト」( http://amzn.to/2fKrqf6 )から感じ

ることができました。


岡村さんは、PDCAを実践して、自分自

身を改善する方法を示していますが、記述

の多くに、なぜPDCAを実践することが

できないのかということを割いています。


これを、私がひとことでまとめて述べると

不完全さを理由に行動をしないということ

です。


もう少しつっこんで述べれば、人は潜在意

識で変わることを恐れているために、不完

全さをよい理由に変化をさけているという

ことです。


このことについて、岡村さんは、次のよう

に書いています。


ひとつめは、イチロー選手は3千本のヒッ

トを打ったが、そのためには6千回アウト

になっている。


したがって、成功するためには、あらかじ

め失敗することを許容して行動しなければ

ならないということです。


これについては、「失敗は成功の母」とい

う格言があり、多くの方が理解されている

ものの、前述の通り、感情の面で変化を避

けたいと感じてしまうことが、変わること

を妨げているのでしょう。


ふたつめは、本質的なこと以外に時間をか

けないということです。


岡村さんは、仕事は100点を狙わずに、

70点〜80点を目指すべきと述べておら

れます。


というのは、テストで言えば、100点を

目指すためには、20点〜30点分は応用

問題やひっかけ問題が占めており、それを

解けるようにするには、相当の労力が必要

になって、非効率的だということです。


仕事の内容によっては、絶対に間違いが許

されないというものもありますが、ここで

岡田さんが述べている主旨は、100点を

目指す仕事ばかりをしていると、本当にや

らなければならない仕事を犠牲にすること

になりかねないということです。


仕事を俯瞰して取捨選択することが必要で

あるということです。


みっつめは、PDCAの回数を増やすとい

うことです。


岡村さんは、ノートを使って、毎日、PD

CAを行うことを薦めています。


これは比喩的な言い方ですが、PDCAを

毎月実施している人は、年1回しか実施し

ない人の12倍の速さで改善を見込むこと

ができます。


同様に、週1回実施する人は52倍、毎日

実施する人は365倍の速さになります。


これは、私がよく使う例えなのですが、仕

事を野球に例えた時、多くの方は、ヒット

を重ねることをせず、ホームランばかりを

打つことを考える。


確かにホームランを打てば1打で点が入り

ますが、ホームランを打てる確率は低く、

小刻みにヒットを重ねることの方が確実に

加点につながります。


しかも、ホームランを打つには、それなり

の体力を養ったり技術を身に付ける必要が

あるのに、ユニフォームを着たばかりのよ

うな人が、いきなりホームランを狙うとい

うことをする人もいます。


そして、真に点が入らない理由には目を向

けず、自分が点を取れない理由は対戦相手

が強いからだと主張して、自らを改善しよ

うということから避けてしまいます。


繰り返しになりますが、PDCAをなかな

か実践できない理由は、目の前の小さな事

がらを軽んじているということです。


すなわち、「大事の前の小事」ということ

です。


そして、先ほどは、「人は変わることを避

けようとする」ことが成功につながらない

理由としてあげましたが、小さなことを軽

んじるという驕りも同様に成功しない理由

になっていると思います。


よって、「変わる」「驕らない」というこ

とを決意するだけでも、自分自身や経営す

る会社は改善するものと、私は考えていま

す。





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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第443回を

配信しました。


今回も、社会保険労務士の後藤功太先生に

お越しいただき、後藤さんのご著書「その

マネジメントでは新入社員はスグに辞めて

しまいます!」( http://amzn.to/2vu5tEs )

の中から、新入社員への入社3か月目の

注意点についてお尋ねしました。


ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

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●当事務所の10月〜11月の予定

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「スカイプ相談実施日」

10月5日(木)

詳細とお申込み→ https://goo.gl/fShaEi




「創業者向け融資セミナー&個別相談会」

10月13日(金)13:00〜20:50

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「スカイプ相談実施日」

10月19日(木)

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「新刊発売記念!中小企業経営者のための

経営入門セミナー」

10月25日(水)19:00〜21:00

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「融資に強くなる勉強会」

11月6日(月)13:00〜15:00

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●編集後記

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私がひいきしている野球チームのヤクルト

スワローズは、3年前の6位から、2年前

はいきなり優勝したものの、昨年は5位、

ことしは6位になってしまいました。


原因はいろいろあると思いますが、常に上

位の成績を収めることはとても難しいとい

うことなのだと思います。


ただ、これは別の機会に述べたいと思いま

すが、プロ野球チーム(そのほかのプロス

ポーツもあてはまりますが)の手法は、一

般の会社経営にもあてはまるものがあると

いう点が面白いと私は感じています。


また、来シーズンは、スワローズに大いに

活躍してもらい、その手法を学べるように

なって欲しいと思っています。











◆このメールマガジンで取り上げて

欲しいトピックやご質問、ご感想が

ありましたら、こちらからおよせ

ください。

http://yuushi-zaimu.net/contact/




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2017年10月04日

[ビジネスのきづき](293)「利息は返すものではなく払うもの」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、外出中の長女が何時ごろ帰宅するか

予定をきこうとして彼女の携帯電話に電話

をかけたところ、長女が玄関前に着いたタ

イミングだったので、「家に着いているの

に、どうして電話をかけてくるの?」と叱

られた六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●利息は返すものではなく払うもの

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中小企業診断士の安田順さんのご著書、

「社長のための『中小企業の決算書』読み

方・活かし方」( http://amzn.to/2kaErju )

を拝読しました。


内容としては、銀行職員は、なかなか本音

を融資先の経営者に話さない。


また、融資審査にあたって銀行職員は、一

般的な財務分析を行っていない。


そのため、融資を受けている会社は、銀行

の不意な方針転換に翻弄されやすい。


そこで、銀行の考え方を理解してそれに備

えておくことが大切だということです。


そして、この本には、私が銀行職員時代に

感じたことがたくさん盛り込まれていて、

共感することも多く、お薦めしたい書籍で

す。


今回は、そのなかから長期借入に関する考

え方について取り上げたいと思います。


安田さんは、銀行から融資を受けている会

社の経営者に対して、「銀行に(毎月)い

くら返済していますか?」と問うと、「元

金と利息を合わせて●●●円くらいです」

という答えが返ってくることが少なくない

と述べておられます。


これについて、安田さんは、前述のような

言い回しが決して誤っているわけではない

ものの、きちんと「『返済元金』は●●●

円、『支払利息』は●●●円」と回答すべ

きだと述べておられます。


すなわち、返済するものは融資元金であり、

支払利息は返済するものではなく支払うも

のであるということをきちんと認識するべ

きということです。


これは、私の経験ですが、かつて事業再生

をするために、銀行から債務免除、すなわ

ち、借入金の棒引きを受けた会社の経営者

から、「今回、借入金の返済の一部を免除

したと言われても、うちの会社はこれまで

借入した額の倍も支払ってきている」と、

ぽつりと言われたことがあります。


現在は、金利はかなり低いので、その水準

から考えるとイメージしにくいかもしれま

せんが、かつて、借入金の金利が8%程度

の時代は、長期借入金を返済すると、返済

が終わるまで、支払利息額は相当な額にな

りました。


前述の経営者の言った、倍というのは誇張

しすぎですが、例えば、1億円の融資を受

けて、金利が8%とすると、これを10か

年で返済するときの金利総額は約4千万円

になります。


もちろん、元金は返済する(貸借対称表の

負債の部が減少する)もので、利息は支払

う(損益計算書の支払利息・割引料が増加

する)ものということは、私が説明するま

でもなく、多くの方は理解すると思います。


でも、経営者の方の中には、支払利息は経

費とは考えていないという方もいるようで

す。


前述の経営者の方は、「債務免除といって

も、それに相当する程度の利息は銀行は受

けとっているのだから、銀行は損をしてい

ないはずだ」と主張したいのでしょう。


もちろん、銀行は慈善事業ではないので、

融資利息は正当なもうけなのですが、債務

免除を受けた会社の経営者としては、感情

的に、自分たちは銀行に迷惑をかけていな

いと思いたかったのだと思います。


話しを戻して、安田さんが述べたいことの

趣旨は、長期借入金の返済元金は相当額の

利益を得ることを目標として認識している

かどうかが、リスケジュール(融資の返済

条件の変更、実質的には、融資元金の返済

猶予)を受けなければならなくなるかどう

かの分かれ目になっているということです。


すなわち、長期借入金の返済元金と支払利

息相当額以上の利益(この利益には、減価

償却費を加算した金額を指します)を目標

として事業に臨んでいる会社は、確実に融

資額を減らすことができます。


一方、資金繰りが繰しくなったら、新たに

借入をして、それで以前に借りた融資を返

済すればよいと考えている経営者の経営す

る会社は、借金が膨らんで、いつかリスケ

ジュールをしてもらわなければならなくな

ってしまうということです。


「利益」と「現金」、「支払利息」と「返

済元本」は違うということを分かっている

方は多いと思いますが、その一方で、前述

のような誤った判断をしてしまう人は意外

と多いということです。


これは、私への戒めでもありますが、自分

はこのことは分かっていると思いつつ、実

は間違ったことをしてしまっていることも

あるので、慢心には注意すべきということ

を感じました。





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●ポッドキャストを配信しました

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●編集後記

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携帯電話は携帯できるところが便利なので

すが、それがかえって問題になってしまう

ところもあります。


そのひとつが、電話の相手がどこにいるか

分からないということです。


すぐそばにいる相手に電話をかけてしまう

と、ばつが悪く感じます。


似た例として、知人の携帯電話に電話をか

けたところ、なんと彼は海外出張中という

こともありました。


いずれにしても、携帯電話があまり普及し

ていなかった20年前に比べれば、本当に

便利な時代になりました。


文明の利器に改めて感謝したいと思います。









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2017年10月03日

[ビジネスのきづき](292)「会社にお金が残らない本当の理由」

読者のみなさま、こんにちは。






先日までは、毎朝、アイスコーヒーを飲ん

でいましたが、最近は、ホットコーヒーを

恋しくなって飲んでいる六角です。


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●会社にお金が残らない本当の理由

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先日、税理士の岡本吏郎さんのご著書、

「会社にお金が残らない本当の理由」

( http://amzn.to/2xSpTdw )を拝読しまし

た。


本のテーマの「会社にお金が残らない本当

の理由」は、会計のルールは主に税金を計

算するために作成されていて、経営者の経

営判断にはあまりむいていない、また、経

営者も、会計に関する情報から正しい経営

判断をしていないということのようです。


岡本さんの考え方が正しいかどうかはさて

おき、私もコンサルティングをする中で、

岡本さんのご主張に共感する点がたくさん

ありましたので、その概要をご紹介したい

と思います。


ひとつめは、現在の会計のルール、すなわ

ち、財務会計(中小企業の場合は、実質的

に税務会計で作成された決算書が財務会計

で作成されたものとなっています)は、経

営者が感じる数字と異なっているという指

摘です。


財務会計に対して、経営者の判断のために

利用される管理会計というものもあります

が、岡本さんは、経営者の役に立つ会計と

は、財務会計の考え方が基になっている管

理会計以外のものを指しているようです。


詳細は同書をお読みいただきたいのですが、

手っ取り早く述べれば、従業員ひとりあた

りの付加価値について岡本さんはご指摘さ

れておられます。


すなわち、中小企業は従業員ひとりあたり

1,500万円の付加価値(≒粗利益)を

獲得することを目標とすべきとご指摘して

おられます。


1,500万円が妥当かどうかということ

は議論があると思いますが、私は岡本さん

の考え方に同意します。


というのは、多くの経営者の方は、ひとり

の従業員で1,500万円の粗利益を得る

ことは困難と考えるでしょう。


しかし、岡本さんは、逆に、ひとりの従業

員に1,500万円の付加価値が得られな

い事業は、経営が安定しないとご主張され

ておられます。


要は、事業はそれだけ難しく、安易に起業

することは避けるべきだということです。


これについて、岡本さんはひとつの逸話を

ご紹介しています。


岡本さんは、業績が芳しくない会社の経営

者に対し、いったん、会社を清算すること

をお薦めしたそうです。


その経営者は難色を示したものの、岡本さ

んが説得し、事業を撤退することになった

そうです。


しかし、その後、その会社は岡本さんが示

した手順を実行することなく、5年が過ぎ

たそうです。


その間、役員報酬と同額の赤字を計上し続

け、その赤字の分だけ、借金が増えたそう

です。


これは何を物語っているかというと、何ら

かの対策をするよりも、借金をすることの

方が容易であるということです。


借金をすれば会社の倒産は免れますが、単

に解決を先延ばしにし、そして、その解決

をより困難にしてしまっているということ

です。


要は、経営者はやるべきことを先延ばしせ

ずにきちんと取り組みましょうということ

であり、改めて指摘するまでもなく当たり

前のことです。


ただ、心が弱いため、借金することによっ

て、その場を逃げてしまう方が多いという

ことです。


前述の、従業員ひとりあたり1,500万

円の付加価値も、岡本さんによれば、これ

が会社にお金を残す最低限の金額というこ

とです。


これが達成できないために、借金で不足分

補っているに過ぎないと岡本さんはご指摘

しています。


結論としては、数字を正しく読むことと、

さらに大切なのことは、数字を正しく読ん

だことから導き出される対応策を逃げずに

取り組むことだということです。


岡本さんのご著書にはたくさんの示唆があ

りましたが、結論はシンプルだと思いまし

た。




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●ポッドキャストを配信しました

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●編集後記

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私は、ほぼ毎日、コーヒーを飲んでいます。


夏であってもホットコーヒーを飲まないわ

けではありませんが、やはり暑いと、アイ

スコーヒーにしてしまいます。


ただ、コーヒーは香も大切なので、ホット

コーヒーは、香りと味の両方を味わえる点

がいいと思っています。


これからは、毎朝、香を楽しみながらホッ

トコーヒーを味わいたいと思います。








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