2017年10月16日

[ビジネスのきづき](305)「クイックレスポンス」

読者のみなさま、こんにちは。







夜、静かな寝室で布団に入ってもなかなか

眠れないにも関わらず、昼、騒音の大きい

電車の車内では、いすにすわるとすぐに眠

れてしまう変な体質をしている六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から習

得した支援ノウハウを活かして、経営コン

サルタントとして独立、がんばる日本の中

小企業を応援するため、今回も、ビジネス

書7冊(累計発行部数3万部)のビジネス

書作家として、ビジネスを加速させるため

のきづきを、3分間で読めるメールマガジ

ンにしてお届けします。





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●クイックレスポンス

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先日、新宿荒木町にある青森PR居酒屋

「りんごの花」の女将、茂木真奈美さんに

お会いしました。


ちなみに、りんごの花のWebPageは

こちらです。→

http://www.ringonohana.com/


茂木さんにお会いしたのは、茂木さんのお

店が業績を伸ばしている秘密をきくためで

した。


私と茂木さんがお会いしたのは、約8年ほ

ど前。


その時は、りんごの花の開業を準備してい

る時でした。


そして、2011年1月に開業したものの

その直後に東日本大震災が起こりました。


飲食店業界には大きな逆風が吹き荒れてい

たわけですが、それを乗り越えて順調に業

績をあげてきました。


その具体的なノウハウについては、茂木さ

んの生の声を収録し、11月20日から配

信される予定の、私が制作しているポッド

キャスト番組( https://goo.gl/W1zl )で

公開して行きますので、楽しみにお待ちし

ていてください。


ところで、今回は、先日、茂木さんのお店

を訪れたAさんについて述べたいと思いま

す。


Aさんは、青森県八戸市の住宅建築業の会

社経営者で、やはり業績を伸ばしておられ

る方です。


実は、私はAさんには直接お会いしたこと

がないのですが、何人もの共通の知人がい

ることから、昨年からSNSでコメントな

どのやりとりをしていました。


そして、Aさんが茂木さんのお店に訪れる

きっかけができたのは、私がポッドキャス

トの収録で茂木さんを訪れたときに遡りま

す。


茂木さんとの会話の中で、青森県の話題に

なったときに、私がAさんのことを思い出

しました。


そして、「そういえば、八戸の人でAさん

という人がいますので、いつか、上京する

機会があったら、茂木さんのお店に行くよ

うにお伝えしてみますね」と茂木さんにお

話ししながら、その場でSNSのメッセー

ジで、「いま、青森県三沢市出身で、新宿

で青森PR居酒屋を経営している茂木さん

という方とお会いしています。


上京する機会がありましたら、茂木さんの

お店に足を向けてみてください」とお伝え

しました。


それから間もなく、「わかりました。上京

したときに、茂木さんのお店に行ってみま

す」とのお返事がAさんから届いたので、

すぐに茂木さんに「近いうちにAさんが茂

木さんのお店にお見えになるかもしれませ

んので、その際はAさんによろしくお伝え

ください」と、お願いすることができまし

た。


このAさんのお返事の早さにはお驚いたの

ですが、それから9日後に、Aさんから

「いま、りんごの花にいますが、とてもく

つろげるお店ですね」というメッセージが

届いたことにはもっと驚きました。


私の頭の中では、Aさんが茂木さんのお店

に行っていただけるときがあるとしても、

青森から来ていただくわけだから、6か月

くらいは先になるだろうと思っていたから

です。


今回、私はAさんの迅速な反応と行動力が

印象的だったので、この記事を書くことに

しましたが、Aさんご自身は接客営業を主

体にお仕事をされておられるということも

あり、このような迅速な対応や行動力は当

たりまえなのかもしれません。


そして、多くの経営者の方々も「そんなこ

とは基本中の基本中だ」とお考えのことで

しょう。


それでもあえて記事にしたのは、Aさんの

ような素早い反応は、仕事を早く片付ける

ことができるだけでなく、顧客を感動させ

て信頼を強めてもらえることになるという

一石二鳥の効果があるということをお伝え

したかったからです。





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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

ンターネットラジオ番組)「数字に強い社

長になるポッドキャスト」の第445回を

配信しました。


今回は、中小企業診断士の山岡雄己先生を

にお越しいただき、山岡先生のご著書

「飲食店『のれん分け・FC化』ハンド

ブック」の中から、飲食店の経営ノウハウ

についてお伺いしています。



ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

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●編集後記

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電車については、すぐに乗り物酔いをして

しまうという人もいるし、ぜんぜん酔わな

という人もいるので、そこは体質の差なの

かもしれません。


でも、朝夕は、電車の中で、寝ている人は

たくさん見かけます。


やはり、慣れるとうるさい場所でも眠るこ

とができるようになるのでしょうか?


ただ、電車で眠る場合は、乗り越しに注意

が必要ですね。




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トピックやご質問、ご感想等がありました

ら、こちらからおよせください。

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2017年10月15日

[ビジネスのきづき](304)「他人を巻き込む力」

読者のみなさま、こんにちは。








先日、スパゲティを作る時、麺が茹で上が

るゆであがるのを待っている間、iPho

neでポッドキャストを聴きながら、その

iPhoneでキャンディクラッシュで遊

んでいたら、かみさんから「いちどにいろ

んなことをするのは、やめて」と叱られた

六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●他人を巻き込む力

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私はコンサルタントなので、非論理的なこ

とは述べないように気をつけているのです

が、そうは言っても、経営は人が有機的に

関わることがらですので、非論理的なこと

も考えながらコンサルティングに臨んでい

ます。


(このようなことは、わざわざ述べるまで

もないようなことですが)


本題ですが、先日、Web制作・ライター

をされておられる林花代子さんの処女出版

となる「まるごとマルタのガイドブック」

( http://amzn.to/2wOlmFL )の出版記念講

演を聴いてきました。


ここで、いきなりマルタという国が登場し

ますが、マルタについて知っている方は少

ないと思いますので、マルタについて少し

説明します。


外務省のWebPageによれば、マルタ

の国土面積は淡路島の約半分、人口は約

43万人の、EU加盟国です。


マルタ島は、イタリアの南部のシチリア島

から約90km南に位置しており、私も、

林さんと出会う前は、マルタを国とは思っ

おらず、イタリア領の島のひとつだと思っ

ていました。


実際には、マルタは19世紀から英国領と

なっており、1964年に英国から独立し

ています。


したがって、公用語はマルタ語と英語で、

マルタの方の89%は英語を話すため、日

本からも英語の語学留学先として選ぶ人が

増えているそうです。


ちなみに、女優の柴咲コウさんも、1か月

間、マルタにホームステイをしたことがあ

るそうです。


これも、ちょっとした情報ですが、マルタ

には、人の数よりも多くの数のねこがいる

らしく、ねこ好きの方にはさらに魅力的か

もしれません。


世界史的には、1989年に米国のブッ

シュ(シニア)大統領と旧ソ連のゴルバ

チョフ議長(当時)が、冷戦の幕引きとな

る会談(マルタ会談)をしたところとして

登場します。


また、第一次世界大戦時に、英国の要請で

地中海に派遣された旧日本海軍の駆逐艦

「榊(さかき)」が潜水艦の攻撃を受けて

大破し、その際に亡くなった59名及び戦

病死者12名を加えた71名をまつる慰霊

碑がマルタの英軍墓地内に建てられている

そうで、意外な面で、日本とのつながりも

あります。


話しを本題に戻すと、林さんは、大学を卒

業後、いったん就職したものの、ずっと海

外留学をしたいという思いを持ち続けてい

たそうです。


そして、37歳のときに、海外留学を決意

し、マルタに3か月間の留学をしたそうで

す。


(「なぜマルタに?」という疑問をお持ち

になる方も多いと思いますので、その経緯

については、こちらをご覧ください。→

https://goo.gl/ECnkan


3か月間とはいえ、その留学期間中に、日

本人としては大雑把(?)な林さんから見

てもさらに大雑把だけど、温厚な人柄のマ

ルタの人たちと、コンビニも地下鉄もなく

てちょっと不便だけど、四国で育った林さ

んには第二の故郷にも思える環境に、林さ

んはすっかり虜になったそうです。


また、その留学という経験によって、「人

生いくつになっても自分のしたいことがで

きる」ということを林さんは確信したそう

です。


そして、日本にはまだまだ知られていない

マルタを日本に紹介すること、そして、人

生を変えるようなきっかけを得た体験を、

他の人にも持って欲しいという思いから、

現在はマルタに関する情報をSNSやブロ

グで発信するほか、マルタへ留学したいと

いう方の相談にものっているそうです。


ここまでは林さんの紹介ですが、私が林さ

に惹かれた経緯はここからです。


私が林さんと出会ったのは、約1年前、林

さんが、ある出版社の出版企画のプレゼン

テーションに参加ていたところを、私がオ

ブザーバーとしてそれを見学していたとき

でした。


林さんは、ご自身の体験や、マルタに関す

る情報を発信する書籍を出版したいとプレ

ゼンテーションをしましたが、その場では

採用されませんでした。


ただ、私は、林さんの情熱を感じたので、

その後、何人かの出版編集者さんとの接触

の機会を取り持つなどの協力をしてきまし

た。


結果として、林さんは独力で、前述のご著

書を出版するまでに至りましたが、林さん

ご自身もお話ししている通り、あまり知ら

れていない国のガイドブックを商業出版さ

せるには、相当な努力があったようです。


ただ、もっと驚くことは、今回ご出版され

たガイドブックに載っている内容は、出版

が決まっていなかった昨年のうちに、林さ

んがマルタへ行って、すでに取材していた

そうです。


そもそも、どの出版社も手を挙げていなく

ても、林さん自身は出版を決めていたとい

うことです。


そして、マルタでの取材では、最初は「マ

ルタを日本に紹介するガイドブックを作る

ために、日本から来たので、取材に協力し

てください」と取材依頼をしていたそうで

すが、だんだん面倒になり、「私は日本の

ジャーナリストです」と言って、取材をす

るようになったそうです。


これは、裏を返せば、取材をしたのに出版

できなかったら、取材協力者を偽ることに

なるわけですが、林さんはそれくらいの覚

悟で取材していたということです。


とはいえ、温厚なマルタの方たちは、取材

に協力的だったそうです。


むしろ、レストランでは料理をただで提供

してくれたり、ホテルも無料で宿泊させて

くれるところもあったそうです。


それは、林さん自身が自ら施設を利用して

生の記事を書くという方針を実践するため

の、大きな助け舟となったようです。


ただ、その助け舟は、マルタの人たちの人

柄だけでなく、林さんから出ていた情熱を

感じたことも大きな一因ではないでしょう

か?


そういう私も、微力ながら林さんを応援し

たいという気持ちにさせられてきました。


また、出版が実現に至ったのも、林さんの

熱意を感じた人たちが、たくさん林さんの

周りに集まったからだと私は思います。


実はこのような例はあまりないのですが、

他人を巻き込む魅力を持っている人、すな

わち、いい意味での人たらしを見かけるこ

とがあります。


そういった人は、理屈抜きで協力者を巻き

込み、難しいと思われる事業を成功させて

しまったりします。


そういう人が会社経営者であると、従業員

の方々の団結力が高まり、よい業績につな

がります。


ただ、どうすれば人たらしになれるのかと

いうことは、なかなか理屈では説明するこ

とはできません。


それには精神力を鍛えたり、見聞を広めた

り、いろいろな体験を積むということが求

められるでしょう。


そして、その中には、林さんのように、温

厚な人たちがたくさんいるマルタに留学す

るという方法も含まれているのかもしれま

せん。




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●編集後記

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実は最近、スパゲティに凝っていて、茹で

立ての麺を食べるようにしています。


おそばもそうですが、茹で立てがいちばん

おいしく感じます。


2年くらい前までは、生スパゲティを好き

だった時期がありますが、やはり、私は硬

めの麺が好きなので、いまは乾麺を茹でて

食べています。


ただ、ラーメンと同様に、スパゲティも炭

水化物なので、少しだけしか食べないよう

に気を付けています。







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2017年10月14日

[ビジネスのきづき](303)「リースに関する誤解」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、近所を歩いていた高校生の着ていた

制服が冬用に変わっているところを見て、

「そういえば、10月は衣替えする月だっ

たんだ」と、自分の高校時代を思い出した

六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●リースに関する誤解

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先日、リースに関する私へのインタビュー

が、週刊東洋経済に掲載されました。


(ご参考→ https://goo.gl/xgDuqf


このインタビューを受けた時にも少し感じ

たのですが、ビジネスマンの方々の間で、

リースについて誤解されている点があると

感じましたので、今回は、リースに関する

誤解の代表的なものを2つ説明したいと思

います。


ひとつめは、リースによって設備(リース

物件)を調達すると、その設備はリース会

社の所有物であるから、設備の利用者

(ユーザー)はリース物件を持つことには

ならない、すなわち、貸借対照表には計上

されないと考えている方が多いということ

です。


このような理解は、半分は正解で、半分は

誤りです。


正解の部分は、法的には、リース契約は賃

貸借契約であり、したがって、リース物件

の所有権はリース会社にあり、ユーザーの

所有物ではないという点です。


では、誤りの部分は、これは、会計を学ん

だことがある人は理解しておられるのです

が、リース契約をすると、リース物件相当

額(※)をリース資産として、固定資産に

計上する仕訳取引をします。


(※:リース資産に計上する金額の算定に

は細かい規定がありますが、ここでは理解

を容易にするために、便宜的に、「リース

物件相当額」として記述します)


それと同時に、同額をリース債務として、

負債勘定に計上します。


リース資産は毎年減価償却し、また、リー

ス負債はリース料の支払に従って減額して

いきます。


このように、会計上の規則(リース会計基

準)では、リース物件はユーザーの資産と

みなして、貸借対照表に計上され、また、

今後支払う見込みであるリース料全額も、

リース負債として負債の部に計上します。


つまり、会計の考え方からは、リースに

よってリース物件を調達した場合は、それ

は、リース会社からお金を借りた場合と同

様に扱われるということです。


(ただし、リース資産の減価償却は、自社

資産の減価償却の方法とは異なる方法で計

算されます。


また、リース負債の減額方法も、単にリー

ス料相当額を減額するのではなく、細かい

規定があります。


さらに、リース物件相当額がユーザーの貸

借対照表に計上されるからといって、リー

ス会社は、それを自社の資産として貸借対

照表に計上しないということではありませ

ん)


ところで、この誤解があると、どのような

問題があるかというと、リースで設備を調

達した会社が、前述のような誤解をしてい

て、リース物件は借金で調達したわけでは

ないと認識する一方で、その会社に融資を

している銀行から見ると、その会社はリー

ス料総額相当の借金をしていると認識し、

両者の間で認識の相違が起きるということ

です。


ここで、やっかいなことは、中小企業の会

計に関する規則の規範となっている、中小

会計指針、もしくは、中小会計要領

( https://goo.gl/GP6kD5 )では、リース

契約をした場合、リース会計基準のように

売買契約をしたという仕訳取引をせずに、

法律通り、賃貸借契約をしたという仕訳取

引をすることとしていることです。


すなわち、多くの中小企業は、リース契約

をしても、リース資産やリース債務を貸借

対照表には載せていません。


そこで、経営者の方は、リースをした場合

借金をしたわけではないと認識しやすいと

いうことです。


しかし、これは銀行にもよりますが、法的

には、ユーザーはリース料総額を支払う義

務を追っているので、リースを利用してい

る会社は、残りのリース料相当額の負債が

あるとみなして融資審査をしている可能性

があるということです。


(なお、リース会計基準においても、リー

ス契約のすべてを売買取引として扱うので

はなく、条件によっては賃貸借契約として

扱うリース契約もありますので、ご注意下

さい)


ここはややこしいのですが、リースをする

ことは、借金をすることであると考えるこ

とをお薦めします。


ただし、これをもって、リースは利用を避

けた方がよいということではありませんの

で、ご注意ください。


もうひとつの誤解は、リースを利用すると

リース物件はリース会社のものだから、管

理の手間が増えるのではないかというもの

です。


これについては、結論は、「負担は増えな

い」ということです。


というのは、リース物件を管理する負担は

あるということは事実です。


しかし、リース物件も自社が所有する設備

も、いずれも大切な資産であり、自社資産

は管理の負担はないが、リース物件は借り

物だから、管理の負担があるということは

ないということです。


これも、会計について学んだことがある方

はご理解されておられますが、会社は、決

算のときに実地棚卸を行うのと同様に、固

定資産についても、きちんと使われている

か、大きな損傷はないか、盗難や紛失はな

いかということを確認しています。


リース物件についても、同様の確認をすれ

ば、特に問題はないでしょう。


普段からリース物件を大切に利用し、かつ

決算のときに前述のような確認をしていれ

ば問題はないのであって、リース契約をす

ることによって、管理の負担が「増える」

ことはありません。





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●ポッドキャストを配信しました

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私が制作しているポッドキャスト番組(イ

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配信しました。


今回も、社会保険労務士の後藤功太先生に

お越しいただき、後藤さんのご著書「その

マネジメントでは新入社員はスグに辞めて

しまいます!」( http://amzn.to/2vu5tEs )

の中から、新入社員への承認によるモチ

ベーションの向上についてお尋ねしました。


ご関心のある方は、ぜひ、こちらからお聴

きください。

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●編集後記

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高校生の衣替えは、男性の場合は、上着を

着用するだけですんだのですが、女性は、

制服がまったく違ってしまうので、たいへ

んなのでは?と、思っていたことがありま

す。


でも、制服を廃止しようとした高校が、意

外にも、反対する意見もあって、なかなか

制服廃止はできずにいたようで、制服は必

ずしも面倒と感じている人だけではないと

いうことを知りました。


私は、着替えが面倒なので、制服がない方

がいいのですが、逆に、服装は自由でいい

といわれると、そのことが面倒な人もいる

訳ですね。


多面的なものの見方が必要なのだというこ

とを改めて感じました。











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