2017年06月16日

[ビジネスのきづき](183)「セルフエンプロイーとビジネスオーナー」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、知人とゴルフに行くときに、

いつも着ていくポロシャツが見つからず、

衣替えのときの断捨離のときに間違えて

捨ててしまっていたことに気づいた

六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして、経営

コンサルタントとして独立、がんばる

日本の中小企業を応援するため、今回も、

ビジネス書7冊(累計発行部数3万部)の

ビジネス書作家として、ビジネスを加速

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●セルフエンプロイーとビジネスオーナー

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セルフエンプロイーとビジネスオーナーは

「貧乏父さん金持ち父さん」の著者として

有名な、ロバートキヨサキさんの著書、

「キャッシュフロークワドラント」

( http://amzn.to/2tgfeE2 )に登場する

言葉です。


ロバートキヨサキさんの記述の主旨は、

「お金持ち」になるためには、まず、

ビジネスオーナーになって、どのような

会社が繁盛するのかを見極められるように

なり、次に投資家になって上手な投資が

できるようになることだということです。


私はロバートキヨサキさんのお考えには

賛成なのですが、今回、お伝えしたい

ことは、会社を設立しても、セルフエン

プロイーでは、あまり意味がないという

ことです。


セルフエンプロイーとは、自営業者の

ことを指します。


日本で自営業者と言えば、個人事業主

などを指し、会社を設立して会社役員に

就いていれば、会社経営者と呼ばれます。


ただし、ロバートキヨサキさんの指す

セルフエンプロイーとは、自営業者だけを

指すのではなく、肩書が会社役員でも、

自らが事業に組み込まれていれば、

その会社役員もセルフエンプロイーの

範疇に入ります。


これだけでは分かりにくいと思います

ので、ロバートキヨサキさんの言葉を

引用したいと思います。


「事業を始めようとしている人に対して、

マクドナルドのハンバーガーより

おいしいハンバーガーを作れるかという

質問をすると、ほとんどの人が作れると

回答する。


続いて、マクドナルドより優れたビジ

ネスを作れるかという質問をすると、

質問の意図を分かる人と分からない

人に分かれる」


2つめの質問で、質問の意図が分かる

人はビジネスオーナーで、分からない

人がセルフエンプロイーです。


別の言い方をすれば、自らがビジネスの

中に役割を持っている人は、セルフエン

プロイーであ、ビジネスの仕組み作りを

担おうとする人は、ビジネスオーナーと

いうことです。


これは私の私見ですが、前述の通り、

日本では会社の役員という地位に就いて

いる人を経営者と呼びますが、そのような

方であっても、セルフエンプロイーで

あれば、経営者としての役割を必ずしも

担っているとは限りません。


これまでに、私は、自らが設立した会社の

代表取締役に就任しているにも関わらず、

事業の取引相手に「社長さま」と呼ばれ

ても、あまりピンとこないと感じると

いう方に何人かお会いしています。


そのような方は、セルフエンプロイーで

あるからでしょう。


では、なぜ、会社を設立しても、セルフ

エンプロイーでは、あまり意味がないと

私が感じているのかというと、現在は、

ビジネスの仕組みの巧緻が事業の成否を

決める要因であり、これからは、増々、

その傾向が強くなってきているという

ことです。


少なくとも、これから、自社の事業を

大きくしていきたいと考えている方は、

ロバートキヨサキさんのいう、ビジネス

オーナーになることを目指すべきであると

私は考えています。


最後に、誤解がないように付言させて

いただきます。


私は、セルフエンプロイーは劣っていて、

ビジネスオーナーは優れているという

ようには考えていません。


また、「経営者」はセルフエンプロイーに

なることは避けるべきであって、ビジネス

オーナーを目指さなければならないという

ようにも考えていません。


事業の内容によっては、例えば、個人の

独創的な仕事をする事業は、セルフエン

プロイーが望ましいでしょう。


かくいう私自身も、セルフエンプロイー

です。





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●編集後記

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先日、知人とゴルフを楽しんだのですが、

いまは、おしゃれなゴルフウェアを着て

ゴルフをプレーしている人がたくさん

いるということに気づきました。


ゴルフは、プレーだけでなく、ファッ

ション性も大切な時代になったのだと

感じました。


私は、ゴルフの腕だけでなく、ファッ

ションセンスも磨かなければならないと

痛感して帰ってきました。







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posted by 六角明雄 at 08:02| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

[ビジネスのきづき](182)「メインバンクを持つことの薦め」

読者のみなさま、こんにちは。






となり街にある製菓工場で作っている

『本種ピーナッツ』(柿ピーに似ている

お菓子)を食べ始めると、手が止まらなく

なってしまう六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●メインバンクを持つことの薦め

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一般的にメインバンクとは、ある会社が

複数の銀行から融資を受けているときに、

その中で融資額が最も大きい銀行のことを

指します。


しかし、日本には、メインバンク制という

慣行があります。


これは、メインバンクは、融資先の業況が

大きく傾いたときは、他の融資をしている

銀行との調整を図りながら、再建のための

支援をするという慣行です。


再建のための支援とは、追加融資を実行

するにとどまらず、銀行から役員を派遣

したり、新たな販売先を紹介したり、

新たな出資者を紹介したりするなど、

金銭的な支援にとどまりません。


こういう制度があったことが、かつての

日本の経済成長を支えてきたとも言われて

います。


最近の例では、「不適切会計」を行った

ことなどによって事業継続が極めて困難な

状況になっている大手家電メーカーが、

主力銀行団が引き続き支援するという

声明を出していることによって、大きな

混乱にならないでいるというものが挙げ

られるでしょう。


ところで、ここまでの説明からもわかる

とおり、メインバンクの役割を担う銀行は

ある程度の負担をすることになります。


会社の再建のためには、融資の一部を免除

したり、役員を派遣したり、支援のための

職員の労力が必要になります。


また、融資先の再建のためのノウハウや、

販路の拡大のために豊富な営業情報も

必要になります。


実は、私は、このような金銭的、そして、

非金銭的な資源の多さこそ、銀行の強さで

あると思っています。


リスクをとって融資できるかどうかという

のは、このような資源の多寡によると

いえるでしょう。


そして、このことからも分かる通り、

すべての金融機関が、このメインバンクの

役割を担えるとは限らないということを

知っておくことも大切だと思います。


これを見分ける方法は、一概には言い切る

ことはできないのですが、メガバンク以外

では、まず、銀行の融資規模が参考となる

でしょう。


具体的には、融資総額が2兆円から3兆円

以上あるかどうかだと思います。


これは、信用金庫であっても、2兆円を

超える融資を行っているところもあれば、

融資額が1兆円を下回っている地方銀行も

ありますので、単に、銀行だからメイン

バンクの役割を担える、信用金庫だから

メインバンクの役割を担えないという

ことにはなりません。


この金融機関の融資額は、それぞれの

金融機関のWebPageに掲載されて

いる、ディスクロージャーで容易に知る

ことができます。



次に、融資に積極的かどうかということも

参考になります。


融資先への支援に自信がある銀行は、

融資に積極的になることができます。


これを見分けるには、オーバーローンか、

それに近い状態にあるかどうかという

ことで判断できます。


ただし、これを知ることは難しいの

ですが、おおよそ、融資額の預金額に

占める割合が80%以上であれば、

融資に積極的と言えるでしょう。


現在は、複数の金融機関から融資の

アプローチを受けることは珍しく

ないと思います。


ある程度は、いろいろな金融機関と

取引をすることは良いことであると

私も思います。


しかし、脈略なく多くの金融機関から

融資を受ければよいということでは

ありません。


いざというとき、親身になって融資を

してくれる銀行と深い取引をする

ことが、自社が積極的に事業展開を

できるようになる足がかりとなります。





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●編集後記

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冒頭の『本種ピーナッツ』は、栃木市

西方町にある、飯沼さんというお菓子

メーカーさんで作っているお菓子です。

( http://www.iinuma.co.jp/ )


小粒のおかきとピーナッツが大きめの

瓶に入っていて、いったんふたを開け

たら、手が止まらなくなるくらい

おいしいお菓子です。


地元にこういうお菓子屋さんがあると

いうのは、ありがたいことです。







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posted by 六角明雄 at 08:02| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

[ビジネスのきづき](181)「プロセスを指示する」

読者のみなさま、こんにちは。






最近、夜食を食べたくなった時は、

きゅうりを丸かじりしている六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

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●プロセスを指示する

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今回も、多くの方が分かっていると考えて

おられるものの、コンサルティングをして

いる中で、なかなか実践することが難しい

と私が感じていることについて述べたいと

思います。


それは、経営者の方が従業員の方に対して

具体的な行動を指示するということです。


経営者の方の多くは、従業員の方に対して

なかなか思うような行動をしてもらえない

という不満をお持ちのようです。


このような状況に対して、経営者の方は

頻繁に指示はしていると考えてはいる

ものの、あまり効果がないと感じている

ようです。


このような状況の原因はひとつではないと

考えられますが、大きな理由としては

結果を求める指示をしているからでは

ないかと私は考えています。


具体的には、「できるだけ多くの顧客を

まわって、今月中に、5件の新規の契約を

獲れ」という指示をしているとすれば、

従業員の方の動きはあまり変わらないと

私は考えています。


このような指示をする前提としては、

たくさん顧客を回る工夫を自ら行え、

契約がとれるような顧客との折衝の

工夫を行え、そうすれば、その努力の

生家は、自ずと実績となって現れると

いう意図が含まれていると思います。


しかし、このような指示を受けた

従業員の方は、「すでにできる限りの

顧客訪問は行っているし、折衝も一生

懸命に行っている」と考えていると

考えているでしょう。


そして、最終的には、「5件の新規

契約を獲れ」という結果だけを求め

られているというようにしか受けとめ

られないことになってしまいます。


もちろん、従業員の方が、営業活動は

現状が限界だと考えていることが正しい

とは限りません。


だからこそ、「できるだけ」という

主観の余地のあることばを指示の中に

入れることは避けなければなりません。


それではどのように伝えればよいのか

というと、例えば、「過去に受注があった

ものの、1年間、新規受注がない顧客を

リストアップし、1日に5件ずつ訪問

して欲しい。


その際、新たな取引は売り込まなくて

よいから、なぜ、受注が途切れたか、

理由を聞いてきて欲しい」というような

指示をするとよいと私は考えています。


このような指示は、「なるべく」という

言葉がない上に、何をするのかという

ことが明確です。


また、行動したかどうかが問われている

ので、「営業活動はしてみたが、実績は

なかった」ということにはなりません。


顧客に状況を聞いてくるという活動を

指示しているので、行動する責任はあり

ますが、結果責任はありません。


従業員の方に結果責任をとらせようと

すると、「実績は得られなかった」と

いう答えをされてしまいますが、

「このように動け」というと、「動く

ことができなかった」とは言えなくなる、

すなわち、実際に動かざるを得なくなる

ということです。


ただし、前述のような指示については、

議論の余地は残ります。


従業員の方に結果責任を負わせない

ことが、必ずしも正しいとは限りま

せん。


しかし、なかなか行動が変わらないと

いう状況においては、動くようにする

ことが優先されると思います。


もうひとつは、行動だけを指示して、

実績が得られるのか疑問が残るという

ことです。


ここは、経営者としての能力が問われる

ところだと思います。


確かに、経営者としては給与を支払って

いるのだから、その分は、自分で稼いで

欲しいという思いもあるでしょう。


しかし、単に結果を求めるだけでよい

のであれば、どのような人でも経営者に

なることができます。


どういった方法で売上を得るのかを

考えたり、どのように人材を育成するか

という方針を考えたりすることは、

経営者の方の重要な役割です。


会社の業績は、経営者の能力の巧緻で

決まるわけであり、このような能力が

発揮できなければ、事業は早晩行き詰る

でしょう。


確かに、従業員の方の成熟度が高ければ

結果責任を負わせることが得策という

ことになりますが、そうなるまでは、

経営者の方の責任で育成しなければ

なりません。





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●編集後記

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私は、おつまみは練り物が好きなの

ですが、野菜も好んで食べます。


なぜかといえば、両方とも熱量が少ない

からということもが最大の理由ですが、

やはり、どちらもおいしいと思って

います。


特に、きゅうりは、味噌をつけたり、

マヨネーズをつけたり、または、味噌と

マヨネーズをあえたものをつけて食べる

食べ方が最高です。







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