2017年06月13日

[ビジネスのきづき](180)「決算書作成の目的」

読者のみなさま、こんにちは。






5年前から、歯磨きするときは、電動

歯ブラシ以外は使えなくなってしまった

六角です。


地方銀行に17年間勤務し、約800社の

中小企業のご支援を担当、その経験から

習得した支援ノウハウを活かして、経営

コンサルタントとして独立、がんばる

日本の中小企業を応援するため、今回も、

ビジネス書7冊(累計発行部数3万部)の

ビジネス書作家として、ビジネスを加速

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●決算書作成の目的

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このような方はあまり見かけませんが、

私は、これまでに、「会社の決算書の

作成は、税務署のために、すなわち、

納税のために行っている」と考えている

経営者の方に何人かお会いしたことが

あります。


これは、冗談ですが、日本の中小企業の

ほとんどが「税」理士の方に決算書を

作成してもらっているから、税務署の

ために作っていると思ってしまうのかも

しれません。


話しを戻して、大多数の方は、言及する

までもなく、決算書は自社の業績を

明らかにするために作成しているという

ことはご存知です。


ちなみに、株式会社は会社法第435条

などによって、決算書(各事業年度に

係る計算書類)を作成することが規定

されています。


ところで、先ほど、決算書は自社の業績を

明らかにするために作成していると述べ

ましたが、決算書を経営者の方が、実際に

じっくり見ている会社はどれくらいある

でしょうか?


このように書くと、どの会社でも経営者は

自社の決算書をちゃんと見ているはずでは

ないかと思われるかもしれませんが、

実は、自社の決算書を見ている経営者の

方は、意外に少ないと私は思っています。


「いや。私は自社の決算書をちゃんと見て

いる」と反論される経営者の方もおられる

でしょう。


しかし、「自社の状況を銀行や株主に説明

できる」とか、「先月の●●部門の収支は

●●円の黒字だ」と直ぐに言えるという

程度までしっかり見ている経営者の方は、

これもしっかりと数えてはいませんが、

10%もいないのではないでしょうか?


むしろ、半数位の経営者の方は、年に

1度、税務申告の前に税理士の方から

説明を受ける程度だと感じています。


これには、ひとつの事情があると私は

思っています。


というのは、月次試算表を作成するだけ

でも、中小企業にとっては負担感が大きい

のではないでしょうか?


日々の仕事に追われている中では、経理の

ことは後回しになってしまい勝ちという

事情も理解できなくはありません。


とはいえ、私は、経理のことを後回しに

するということはお薦めしません。


これは、建前ではなく、上手な経営をする

には、財務状況を把握しないで事業に臨む

ということは、成り行きで事業を行って

しまい、非効率になりかねないからです。


よく言われることですが、自社の収支の

状況を把握せずに事業に臨むことは、

羅針盤を持たずに航海に出る船と同じ

ということです。


とはいえ、この比喩での説明も教科書的と

感じられてしまうかもしれません。


でも、私は、会社を起こす経営者の方が、

なぜ自社の財務状況を把握できないくらい

忙しくなる事業を始めるのかという疑問を

持ちます。


会社を起こすのであれば、創業の準備の

段階で経理の体制を整えてから会社を

起こさなければ、準備が不十分という

ことでしょう。


これは、これまでなんども繰り返して私が

述べていることですが、かつては、事業を

始めれば儲かる時代でしたが、現在は、

何らかの特色がなければ事業はうまく

行きません。


羅針盤を持たずに航海に出る状態で創業

してしまうと、目的地に遠回りをして到着

することになったり、場合によっては、

目的地に到着できないことにもなって

しまうでしょう。




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●編集後記

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きっかけは詳しく覚えていないのですが、

5年くらい前から、歯磨きをするときに

に電動歯ブラシを使い始めてから、

その気持ちよさにすっかりはまって

しまいました。


最初は歯ぐきが痛かったのですが、

徐々に慣れていき、磨いた後の歯の

すべすべ感がたまらなくなりました。


外出時も、電動歯ブラシを持ち歩いて

歯磨きをしています。


でも、電動歯ブラシを使っていても、

先日、虫歯があると歯科医の方に

言われました。


油断せずに、これからはしっかりと

歯磨きをしたいと思います。







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posted by 六角明雄 at 08:02| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

[ビジネスのきづき](179)「金融検査マニュアルの廃止」

読者のみなさま、こんにちは。






先日、道端に紫蘇が大きな葉を広げている

ところを見て、紫蘇入りパスタを食べたく

なった六角です。


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●金融検査マニュアルの廃止

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6月8日付の日本経済新聞に、金融庁が

金融検査マニュアルを廃止する旨の記事が

載っていました。


(ご参考→ https://goo.gl/usVBeW


金融検査マニュアルと言えば、金融庁が

銀行の融資業務について、細かく検査する

ことが決めているマニュアルとして

知られています。


(実際には、融資業務だけでなく、預金

業務、為替業務、リスク管理など、銀行の

業務全般について、どのように検査する

かが書かれています)


前出の記事には、直接的に、いつから

金融検査マニュアルを廃止するのかという

ことについては書かれていませんが、

文脈から見ると、今年度に廃止される

ようです。


では、金融検査マニュアルが廃止されると

中小企業はどのような影響があるのかと

いうことに、多くの方が関心を持つこと

でしょう。


これについては、急激に何らかの変化は

ないと考えています。


金融検査マニュアルの廃止という言葉は

少し刺激的に感じられますが、金融庁は

かねてから銀行に対して関与の度合いを

低くしようという動きがあり、金融検査

マニュアルの廃止もその流れの一環で

あると考えられることから、急な変化が

あったとは私は考えていません。


しかし、長期的には、銀行は、自社の

経営方針や経営の状況を明確に説明する

ことができない会社に対する融資は

しなくなると私は考えています。


前出の記事にも、金融庁は、銀行に

対して、融資を積極的に行うようにさせた

いとの意図を持っているように書かれて

いますが、その一方で、「個別の事情に

あったリスク管理体制を敷いているか」を

確認する方針に転換すると述べられている

など、金融庁は、銀行の自主性を重視する

考え方が強まってきています。


銀行の自主性が高まれば、それは、銀行の

自己責任も高まるということになり、効率

的な融資業務を行おうとします。


その結果、自社の状況を銀行にしっかり

説明できない会社への融資は、銀行から

見れば、会社の業況の把握するための

銀行の負担が大きいため、なるべく避け

たいと考えるようになると私は考えて

います。


もう一歩踏み込んで述べれば、銀行は

成長する見込みのある会社でなければ

融資を避けようとするようになって

いくので、自社の状況を説明できない

会社は、経営能力がないと判断される

ということです。


文字数の兼ね合いから荒っぽい説明に

なりましたが、ひとことで述べれば、

これからは、「金融検査マニュアルに

こう書いてあるから、この考え方で

自社に融資をして欲しい」という依頼の

仕方は、会社側は、できなくなるという

ことです。





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●編集後記

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紫蘇は、βカロテンがたくさん含まれて

いて、健康にもいいようです。


私は、紫蘇と言えばパスタ以外に、葉を

天ぷらにして食べることも好きですが、

紫蘇の実のお漬物も大好きです。


ただし、紫蘇は、胃を刺激して、食欲を

増やしてしまうようなので、食べ過ぎに

注意したいと思います。






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2017年06月11日

[ビジネスのきづき](178)「業績不振の原因は不景気か?」

読者のみなさま、こんにちは。






セルフ方式のガソリンスタンドで

給油するとき、本当はどうでもいいのに、

1L単位で給油しないと気がすまない

六角です。


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●業績不振の原因は不景気か?

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確かに、近年は、決して景気がよいとは

言えない状態が続いています。


とはいえ、本当に景気が悪いのか?と

いうようにも思えます。


中には「大企業は景気がよいけれど、中小

企業は経営環境が厳しい」と感じている

経営者の方も多いでしょう。


ところで、「景気」とは、もともとは、

情景や雰囲気を表す言葉が、経済活動の

状況を指すようになったようです。


そして、そのよしあしを判断するのは、

会社や個人の感覚であることから、

国全体のように数値をもとに判断する

ようなものでなければ、客観的なものとは

なりません。


したがって、現在、景気がよいか悪いかを

論じても結論は出ません。


とはいえ、これは、私の肌感覚であり、

客観的な根拠はないのですが、「景気が

よくない」といっている経営者の経営

する会社は、業況もよくないと感じて

います。


自社の業況がよくないのだから、その

会社の経営者が景気はよくないと感じる

ことは当然なのですが、景気がよくないと

考えているから業況がよくならないという

ように考えることもできるのではないか

とも言えるのでは?感じています。


これは、にわとりが先か、たまごが先かと

いう議論になるので、突き詰めていっても

意味はないのですが、「景気が悪い」と

いうことを、業況を改善するための活動に

目を向けないことの理由にしてはいないか

ということを考えてもらいたいというのが

今回の結論です。


詳細は割愛しますが、ここ20年間の

うちに、情報技術がめざましく進展した

ことから、かつてのような経営手法は

通用しなくつつあることは、多くの方が

認識していると思います。


これは、これから会社の業績は、どんな

事業を行うのかということよりも、どんな

経営をするのかということに左右される

ようになってきているのだと思います。


言い換えれば、経営者の方の経営に関する

スキルの巧緻が、かつてよりも、業績を

左右する要因の大きな比重を占めるように

なってきているということです。


もっと簡単に言えば、会社の業績は、どの

事業をするかではなく、どういう経営を

するか、ということで決まるということ

でしょう。


こう考えるだけでも、事業の改善の余地は

まだまだ残されているし、改善を実践する

ために足を踏み出すことを妨げるような、

「景気が悪い」という言葉を口にする

ことも避けるべきだと私は考えています。




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●編集後記

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別にどうでもいいのですが、ガソリンを

給油するときは、20.00Lとか、

25.00Lのように、切りのよい

量で給油する癖があります。


後で考えると、なぜ、こだわるのか

分からないのですが、強いて考えれば、

給油カードのポイントが1L単位で

つくからかなぁと思います。


それはどうと、私だけでなく、人は

どうでもいいことにこだわっている

ことっていくつかありますよね。


不思議です。






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